変わらざるもの

 

「変わらざるもの」について、『チベットの生と死の書』ソギャル・リンポチェ著より引用しています。

 


以降の紹介内容は、すべて下記より引用しています。

【参考】
『チベットの生と死の書』

ソギャル・リンポチェ著/講談社

 

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変わらざるもの


手放すことについての観想と実践をたゆまずつづけていると、自分のなかに何かが、何か名づけえないもの、語りえないもの、概念化しえないものが姿を現してくる。この世界にあまねく変化と死の、その向こうに横たわる「何か」を、わたしたちは実感し始める。そして、不変への妄執がもたらす偏狭な欲望と気散じが、崩れ、消え始める。


こういったことが起こるようになると、無常の真理の背後に広がる広大な意味がときおり燃えたつようにきらめくのを、わたしたちはかみま見ることになるだろう。それはまるで、これまでいくつもの生にわたって暗雲と乱気流の中を飛行機に乗って飛びつづけてきたわたしたちが、ひときわ高く舞い上がり、見わたすかぎりの晴れわたった空のなかに飛び出したようなものだ。


この新たなる自由の次元に飛び込んだことに刺激され励まされて、わたしたちは自己の深みにある安らぎ、喜び、信頼を見出す。それらはわたしたちを大いに驚かすだろう。そして、わたしたちのなかに「何か」があるのだという確信を、何ものにも変化させられることのない、けっして死ぬことのない「何か」があるのだという確信を、徐々にしっかりと根づかせてゆくことになるだろう。ミラレパは書いている。


死を恐れて、わたしは山に逃げ込んだ

日夜、死の時の定めがたさについて瞑想を繰り返し、

不死にして不滅の心の本質をわがものとした

今、死の恐怖はすべて消え去った


こうして少しづつ、わたしたちは自己の内側に、ミラレパが「不死にして不滅の心の本質」と呼んだ、静かな、空のような存在があることに気づくようになる。この新しい気づきが鮮明でゆるぎないものになるにつれて、ウパニシャッドが「意識の転換の座」と呼んだことが起こる。


わたしたちは何なのか、わたしたちはなぜここにいるのか、わたしたちはいかに振る舞うべきなのかといったことが、個人的に、まったく非観念的に、明かされるのである。こういったことのすべてが最終的にたどりつくのは、他でもない、新しい生、新しい誕生である。それを復活と呼んでもかまわない。


変化と無常の真理について、絶え間ない、恐れを知らぬ観想をつづけてゆくうちに、やがて感謝と喜びのうちに、不変の真理に、不死の真理に、不滅の心の本質に、向き合っている自分に気づくのである。何という美しい、何という治癒力をそなえた神秘であることか!



以上の紹介内容は、すべて下記より引用しています。

【参考】
『チベットの生と死の書』

ソギャル・リンポチェ著/講談社

 

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