●花鳥風月~統合と調和

花鳥風月~統合と調和
花鳥風月~統合と調和

●花鳥風月とは「植物・動物・自然・宇宙」を表す言葉

 

「花鳥風月」という言葉は子供の頃からよく知っていました。でも、例えば屏風の日本画や、俳句の印象が強く、どこか遠くに漂っているようなイメージの言葉でした。

 

ところが最近、ランニング中に色とりどりの野鳥を見かけるようになり、野鳥の名前を調べているうちに、”花鳥風月FUN”というwebサイトが、宇宙や天文ニュースを紹介するアストロアーツ(AstroArts)によって運営されていると知り、何か突然パズルのピースがパチッとはまったような衝撃的な気持ちになったのです。【参照】花鳥風月FUN -アストロアーツ

 

この衝撃は何だろうと調べるうちに、花鳥風月についてのこんな説明に出会いました。【参照】「日本人の美意識」熊倉功夫さん

 

「花は植物、鳥は動物、風は自然、月は宇宙を意味している。」

 

「花鳥風月」とは、「植物・動物・自然・宇宙」の全てを表現する言葉なのですね。そのことを知ってから、「花鳥風月」という言葉が、深いつながりのある生き生きした多重構造の世界観を表す言葉のように感じられました。

 

●花鳥風月とは日本独特のマルチメディアシステム

『花鳥風月の科学』
『花鳥風月の科学』


そんな多重構造の世界観を表す「花鳥風月」について、もっと詳しく調べるため、『花鳥風月の科学』松岡正剛・著 を読んでみると、次のような表現がありました。

「花鳥風月はその背後にいくつものコードを忍ばせたモードによって、日本人が表現世界を維持していくためのシステム」

「花鳥風月は日本人が古来から開発してきた独特のマルチメディア・システム」

 

マルチメディアシステム。懐かしい響きです。文字、映像、動画、音声など異なる種類のデータをひとまとめにして扱うメディアシステムを意味します。

 

私は20年ほど前に、音声と多種多様なデータを同時に扱うためのマルチメディア交換機のプロジェクトに関わったことがあります。現在ではネットワーク上でごく当たり前になったマルチメディアシステムですが、約20年前に「花鳥風月は日本独自のマルチメディアシステム」と表現された気持ちがよく伝わりました。

 

そして確かに、厚みと深みのある多重構造の世界観を表す「花鳥風月」は、「視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感」にもとづく表現と、日本独特の「スピリチュアリティ」をも含む多彩な表現世界を維持するためのマルチメディアシステムであると感じました。

 

●花鳥風月の世界観

私は、「花鳥風月」という言葉を特に意識していない時から、「花鳥風月」の世界観に強く惹かれていたようです。

 

●月が夜空に登ると~仏道のことば
●月が夜空に登ると~仏道のことば

2013年初ブログ『●月が夜空に登ると~仏道のことば』で紹介した「この世のすみずみまでが照らし出され、器や池や桶や、草の葉先の夜露にもきらきらと月の光が輝き出す……。」(『華厳経』巻三六)という言葉の中で仏性に照らし出され輝いているのは、「花鳥風月」ではないかと思います。

●二度とない人生だから
●二度とない人生だから

また『●二度とない人生だから~坂村真民の詩』で紹介した詩の中で詩人・坂村真民氏は、「一輪の花にも」「一羽の鳥の声にも」「つゆくさのつゆにも」「のぼる日 しずむ日 まるい月 かけてゆく月 四季それぞれの星々の光にふれて」と表現していますが、これもまさに「花鳥風月」を表していると思います。

 

●ヴィジョンの中の花鳥風月

また、これまで創ってきたヴィジョンの中にも、「花鳥風月」の世界観が含まれていたようです。

●自分のヴィジョンを表現する
●自分のヴィジョンを表現する

 

2013年2月21日に『●自分のヴィジョンを表現する日』の中で紹介したヴィジョンを作った時には、「花鳥風月」はただの言葉でしかなく、自分のヴィジョンとのつながりは感じられませんでした。

 

けれど、このヴィジョンを創った後に、「花鳥風月」という言葉と深く出会い、バラバラだった「植物・動物・自然・宇宙」が「ひとまとまりに」マルチメディア的に統合され、生き生きと感じられるようになったのです。

ヴィジョンの中には他にも様々な要素が含まれていますが、「植物・動物・自然・宇宙」を1枚のコラージュの中に表現することにより、「花鳥風月」という統合された言葉に深く出会い、それらを実際に統合されたものとして感じられるようになった気がします。

 

●調和する
●調和する

また、2011年3月11日の東日本大震災の後、最初に感じた「●調和する」というヴィジョンについても、

 

「花鳥風月と調和する、つまり「植物・動物・自然・宇宙」と調和することは大切な部分であるとあらためて感じました。

 

調和するということは、それらの周波数と調和することだと思っています。それらの発する周波数と深く馴染み合うような、それらの存在感に寄り添うような、そういう状態です。

 

具体的に言えば、色々な花の状態に季節の細やかな周期を感じるような、野鳥の側にいても野鳥がリラックスできるような、自然現象にダイナミックな自然の波を読み取れるような、あるいは宇宙の様々な周期のリズムにゆったり合っていくような。

 

そんな風に調和していけたらなあと思うのです。

 

●日常の中で花鳥風月を統合し調和する

●花鳥風月の統合と調和
●花鳥風月の統合と調和

今回、「花鳥風月」 について調べているうちに気付いたことは、私は今、日常生活の中で花鳥風月を統合し調和しようとしているのだということ。

 

日常生活の中で「花鳥風月」を統合し調和するということは、日常生活の中で「植物・動物・自然・宇宙」を統合し調和することを意味しています。

 

イメージの中で統合・調和するのではなく、「視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感」と「スピリチュアリティ」を通して日常生活の中で生き生き感じながら、「花鳥風月」の構成要素に出会い、それらのつながりを感じ、統合し調和する、そういうことを意味しています。

 

またそれは私にとって、毎日のそして人生においての「深いしあわせ感」と結びついているようです。

 


3月20日春分の日。そして上弦の月の日です。

春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」だそうです。

また上弦の月の日は「生長の時」です。

 

自然をたたえ、生物をいつくしみ、生長できるとよいですね。

「花鳥風月」(植物・動物・自然・宇宙)のつながりを感じることができますように。よい春分の日&上弦の月の日を♪

 

 

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