燃える太陽と雄鹿の夢

燃える太陽と雄鹿の夢

先日起きる直前に「燃える太陽と雄鹿」の夢を観ました。夢というより短い動画のヴィジョンのような印象でした。


燃えているような太陽の中に神々しく立派で風格のある雄鹿が観えました。雄鹿がじっとこちらを見つめた後、太陽から飛び出てくるというヴィジョンです。雄鹿は大きく数回跳びはねてジャンプし、また何か伝えたいのかじっとこちらを見つめていました。


目が覚めてしばらくは、その鮮明なヴィジョンが忘れられず、いったいどういう意味だろう?と頭を悩ませました。あまりに不思議なヴィジョンで、何かをキッカケに観たという覚えもなく、突然やってきた感じがありました。


「太陽と鹿」というモチーフは恥ずかしながら聞いたことが無く、だいたい「鹿」の象徴的な意味も知らなかったので、ネットで色々と調べてみることに。


(1)夢占い

最初に夢占いを調べたのですが、どれもピンときません。太陽と鹿の組み合わせに意味があるように感じたのですが「太陽と鹿の夢」について書かれているものも見当たりませんでした。参考まで「太陽の夢」「角のある鹿の夢」について少し紹介します。 

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文参照)http://astrology.neoluxuk.com/dream/index.php/Cat1No/D130/Cat2No/105/

●太陽の夢

地球に生命を育む太陽は生命力の象徴であり、太陽の夢は、活力、気力、体力、豊かさ、権力などを表わします。 このため、太陽の光が届く夢は、幸運の訪れを意味する吉夢です。

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文参照)http://mujinnikki.com/deer-1183.html

●角のある鹿の夢

角のある鹿は、才能やひらめき、アイディアによる発展を意味します。また、未来への順調な道筋がることを示唆する夢です。チャンスが近くにある、チャンスをものにする、またそのような現状や願望があることの表れでもあります。才能が開花し、将来の可能性を掴む時期です。このチャンスをしっかりとした意志で逃さないようにしましょう。

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(2)古代ヒッタイトのシンボル

次に古代ヒッタイトのシンボルとして太陽を表す「円環」と角をつけた動物がセットになっているデザインがあることを初めて知りました。けれども夢の太陽は「円環」ではないし、中の鹿も1頭のみで、何か特別な鹿の印象があったので、古代ヒッタイトのデザインとは少し違うなと感じました。

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写真・文参照)http://www.intersol.co.jp/turkey/ankara1.htm

アンカラ市内を南北に走るアタチュルク大通りをゆくと、鹿のブロンズ像が目にとまる。古代ヒッタイトのデザインで、祭祀に使われたものと推定され、実物は博物館で見ることができる。

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文参照)http://www7a.biglobe.ne.jp/~amusic/un0506-2.html

太陽を表す「円環」と、角をつけた動物がセットになっているスタンダードを示しましたが、「角」をつけた動物(鹿や牛など)が「太陽の象徴」というイメージが浸透したためなのか、「太陽」を意味する「円の枠」ががはずされ、動物単体のスタンダードが見られるようにもなります。

大きな円環の中に、3頭の「角」を持った動物が配置されるというスタンダードは、現在、トルコの首都アンカラのシンボルとなっています。

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(3)春日大社の春日鹿曼荼羅

次に見つけたのが春日大社の「春日鹿曼荼羅」。これは、関東の鹿島神社から神様の分霊を神の使い、白い鹿の背に乗せて春日大社まで旅をしたというお話が由来だとか。これままさに輝く太陽と鹿かと思いきや、どうも円鏡を表わしたもののようです。また神鹿の背に乗った五体の仏菩薩ということで、私の夢の「燃える太陽の中の鹿」のイメージとは違っていました。

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写真・文参照)http://hirainus.tumblr.com/post/55370145/kml-suyhnc

神鹿の背に神木である榊に支えられた大きな円形の鏡が描かれている。この鏡は「春日大明神」の御正体であるが、ここに五体の仏菩薩が描かれている。 文殊菩薩、釈迦、薬師如来、地蔵菩薩、十一面観音の五体である。

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(4)仏教のシンボル「法輪」とサルナートの鹿

次にたどり着いたのが仏教のシンボルである「法輪」とサルナートの鹿です。チベットでは2匹の鹿に見守られた法輪が寺院の屋根に配置されているそうです。この鹿、仏陀が悟りを開いた後、インドのサールナートで初めての説法(初転法輪)を、5人の弟子と共に聴いていた初めての信奉者だといいます。配置もデザインも夢とは異なりますが、何か近づいてきたような気がしました。


法輪は仏教のシンボル・仏陀の教えのシンボル・仏陀のシンボル・太陽のシンボルのようです。


そして鹿は、仏陀の最初の教えを聴いた者。でも、夢の中の鹿はもっと神々しい特別感がありました。

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写真参照)http://big5.visittibet.cn/travel/920.html

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写真・文参照)http://ameblo.jp/39itten/entry-11559981213.html

Wheel  (輪 チャクラ)

仏陀の教え=ダルマによって人が変わり、覚りの道へ向かう車輪ダルマチャクラです。8本のスポークは八正道を表します(正見、正思惟、正語、正業、正命、正精進、正念、正定)

2匹の鹿に見守られたシンボルとしてチベット寺院の入口によく見受けられます。鹿は仏陀がインドのサールナートで最初に説教をした際の初めての信奉者、いわゆる信徒です。ヒンズー教では、ビシュヌ神が手に持つシンボルの一つにもなっています。

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文参照)http://www.ancient-symbols.com/japanese/buddhist-symbols.html

ダルマチャクラやダンマチャッカと呼ばれ、仏陀自身を表す 時にしばしば使われます。また世界中で仏教を象徴するシンボルになっています。法輪には八本の輻があり、これは八正道を表しています。

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文参照)http://www.geocities.jp/jamillahouse/kongoh/kongoh.html

法輪は釈迦 如来が太陽のように我々の日常生活に無くてはならない存在でしたので、太陽 を図案化してシンボルとしたものです。金輪・宝輪・輪宝とも言います。法輪の輻すなわちスポー クが千本ある「千輻輪」が最高、最強の法輪ですが現実には制作上不可能で彫刻、 絵画にもありません。

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(5)鹿野苑物語の鹿の王サーランガ・ナータ

そして最後にたどり着いたのが、鹿野苑物語の鹿の王サーランガ・ナータです。


仏陀が悟りを開いた後に初めての説法(初転法輪)したサールナートとは鹿野苑物語の鹿の王サーランガ・ナータに由来してること、その鹿の王は釈尊(仏陀)の前世の姿であったことを知りました。


この「鹿野苑物語」のイメージは私の観た夢の印象にピッタリでした。「仏陀の前世の姿である鹿の王が、仏陀の教えでる太陽のような法輪の中から出てくる」というストーリーは、夢を観た直前の夫婦の会話の流れとも一致していました。鹿と仏教が全く結びついていなかった私に、何か伝えたいことがあったのではないかと思います。

法輪と鹿の王

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写真・文参照)http://www9.plala.or.jp/myourei/indo4.htm

仏陀の教えが最初に発せられたところ。教えを聴いたのは5人と周りにいた鹿だったことから、鹿野園とも呼ばれるんだ。サルナートという地名も「鹿の王」を意味するサーランガ・ナータが縮ったものと考えられており、そんなところからか鹿を飼育する施設もある。

●鹿野苑物語

昔々・・・・鹿野苑一帯は元来鹿の群棲する平穏な地方で、修行者たちの集まるところでもあり、リシバタナ(聖仙の住む処)ともいわれていたが、カーシー国王は鹿狩を好んだので、鹿もだんだん数が減っていった。

 

その事を憂慮した鹿の王は、カーシー国王の前に進み出て「1日1頭の鹿を届けますので鹿狩りをやめてください。そうすれば大王には新鮮な料理が続き、私たちは命を延ばすことができます。」と懇願した。国王はそれを承認し、狩りを中止したので、鹿の王は1頭ずつ届けていた。

 

ある時鹿の群れの中に懐妊している鹿がおり、順番がきて送り届けられることになった。その雌鹿は「私は死ぬべき順番ではありますが、腹の子は順番には当たっておりません。」と鹿の王に申し出た。鹿の王は「なんと悲しいものであるか・・慈母の心というものは・・・私がお前に代わろう。」といい、カーシー国王のところへ行った。

 

国王は「鹿の王はどうして突然に来たのか!」と問うた。鹿の王は「雌鹿が死ぬ番になりましたが、腹の子はまだ生まれておりません。この不尽を忍ことができず、私の身をもって代わることにしました」と言上した。国王はこの言葉を聞き感嘆して「余は人間でありながらなんという野獣のような心だ!それに対して汝は鹿の身でありながら本当の人間の心をもっておる」と言って、その一帯の林を鹿の楽園として保護し、これに因んで施鹿林と称した。鹿野苑の名はここから起こったのである。

 

以上は鹿にまつわるジャータカ物語であり、玄奘の「大唐西域記」より引用したものであるが、この慈悲のある鹿王こそ釈尊の前世の姿であった、と説かれている。

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(6)ダンマパダ〜ブッダの教えの中で最も古い経典の一つ

私はこの夢から「ブッダの教えを聴く」必要があるというインスピレーションを得ました。それも、インドのサールナートで初めての説法(初転法輪)を最初に聴いた鹿に見習う必要があると感じたのです。


それをヒントに検察した所、最も古い経典の一つである『ダンマパダ』(「真理の言葉」という意味)を読んでみようと思い立ちました。

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文参照)http://president.jp/articles/-/12301

今から2500年前に仏教を開いたブッダ(釈迦)が実在の人物であったことは間違いありません。彼の残した言葉を知るには、最も古い経典の一つである『ダンマパダ』(「真理の言葉」という意味)を読むのが一番いいでしょう。現在残っているお経のほとんどは後世の人によって作られたものなので、ブッダの教えを正しく知るには、できるだけ古い経典を見る必要があるからです。

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これまで『ダンマパダ』の引用はあらゆるサイトで読んでいましたし、ブッダの教えに関する本は沢山よんできましたが、今回の夢では、「初めての説法(初転法輪)を最初に聴いた鹿のように」聴く必要があると感じたのです。


同様に最も古い聖典とも言われる『スッタニパータ』(ブッダの言葉)と、『大パリニッバーナ経』(ブッダ最後の旅)も入手し、読んでみようと思った次第です。



今回の「燃える太陽と雄鹿の夢」から私は、「ブッダの教えを聴く」必要があると感じ、更にインドのサールナートで説法(初転法輪)を最初に聴いた鹿に見習う必要があると感じました。


具体的な行動が的を得ているかどうかわかりませんが、何を伝えようとしているのか良く聴いて、しっかりと感じて、何か一歩踏み出す必要があると感じた力強い夢でした。そして、それを実行しようと思った次第です。


とても印象深く有難い夢でした。

そして本の内容を紹介できるのを楽しみにしています。

 

2015年6月9日

自己変容の道に『ダンマパダ〜真理のことば』をアップしました。

2015年6月11日

自己変容の道に『スッタニパータ〜ブッダのことば』をアップしました。

2015年6月13日

自己変容の道ブッダ最後の教え』をアップしました。

2015年6月13日

自己変容の道大パリニッバーナ経〜ブッダ最後の旅』をアップしました。

 

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●シャクヤクの夢〜棘のない薔薇

●白い猿と不思議な夢たち


最後まで読んでくださってありがとうございます。

愛と光と感謝をこめて

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