公園の父〜夫婦愛の完成法

公園の父〜夫婦愛の完成法


翌日の追記を文末に追加しました♪

本多清六って知ってる?

はじまりは、小学校四年生の次女がつぶやいた一言でした。「ねえママ、本多静六って知ってる?」仕入れた知識を披露するのが楽しみな彼女に「知らないなあ。誰?」と尋ねると・・・「日比谷公園をつくった人だって!この人面白い人だよ〜」というのです。それから数日間は、ことあるごとに「本多清六さんはね・・・」という話を聴かされることに(笑)

 

「東京山林学校って大学にビリで入学して最初の試験で落第したから自殺しようと思ったけど死ねなくて、死ぬ気で勉強したらトップになったんだって。」

 

「日比谷公園にある首賭けイチョウは、400年くらいの古い木で倒すのはもったいないから日比谷公園まで450m運ぶと言ったら、みんなに無理だと反対されたので、自分の首を賭けても運ぶって言って運んだ木なんだって。」

 

「日比谷公園の心字池は、心って漢字を崩した形になっているんだって。それでね、池をつくると自殺する人がいるというので、池のふちに浅い所をつくって、飛び込んでも死なないようにしたんだって。」

 

「日本で初めての洋式公園だから、公園の門に扉をつけないと花が盗まれると言う人もいたんだけど、盗む気にならないほど沢山の花を植えればいいと沢山の花や木を植えたんだって。」

 

「ドイツに留学している時に客船で、三等客お断りって書いてあって引き返そうとした時に「君、日本人?」と話しかけてくれた後藤新平さんには、くじけそうになった時、ノートに言葉を書いて励ましてもらったり、公園を造る仕事をもらったりしたんだって。」

 

 出張中のパパに次女ネタをLINEで送ったら「なんで彼女はそんなに詳しいんだ?」と返信があったので尋ねてみると、学校の教室にあった「本多静六博士物語」って本を読んだそう。

 

「日本の森林(もり)を育てた人 学習まんが本多静六(ほんだせいろく )博士(はくし) 物語」という学習まんがを埼玉県が発刊して県内の小中学校や図書館に配布したらしいのですが、どうやら次女はこれを読んだようです。

参照)https://www.pref.saitama.lg.jp/a0001/news/page/150313-08.html

 

また埼玉県菖蒲町のページにも、小学生向け冊子『日本の公園の父 本多静六』がPDFで配布されています。

参照)

http://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/997715/www.town.shobu.saitama.jp/honda/sasshi/

 

調べてみると、本多静六氏は、林学博士で造園家。日比谷公園、明治神宮をはじめ日本中に多数の公園を設計した「公園の父」と呼ばれる方だそうです。関東大震災からの復興の原案を後藤新平内務大臣(留学中の客船で出会った友)より依頼されて、二昼夜不眠不休で作成したり、埼玉県に寄贈した山林に基づく育英奨学金を設立したり、その活動は多岐に渡っていたようです。

参照)ウィキペディア-本多清六

 


本多静六氏の著作

「日々1ページ原稿を書くことを常としたため、370冊を超える著作がある。子どもが生まれると、1冊の著作を開始し、その本の印税を養育費にあてたという。」

参照)ウィキペディア-本多清六

 

という記述にもあるように沢山の本を書いた方のようですが、Amzonで調べてみると3冊の文庫をセットで勧められたので(笑)、『人生計画の立て方』『私の生活流儀』『私の財産告白』の3冊を読んでみることにしました。

 

読んで改めて知ったのは、この方は公園設計者としてだけでなく、「月給4分の1天引き貯金」を元手に投資して巨万の富を築き、晩年に全財産を寄付して簡素な生活を実践した方ということでも有名だということ。

 

また、若くして人生計画を立て、その自分の立てた計画に沿って晩年まで楽しく生きた人なのだとわかりました。「設計図なくしては、いかに老練な建築家も立派な家を造ることができないと同様に、まず「人生計画」を樹てることなくして、完全な意義ある人生を築き上げることは難しい(『人生計画の立て方』自序より)という言葉どおりの見事な設計を実現された人生だったようです。

 



夫婦愛の完成法について

公園の父であり、巨万の富を築いた方であり、育英基金設立や著作、財産の寄付など華々しい方ですが、私がこの3冊を読んで最も心に残ったのは、「夫婦愛の完成法」という内容でした。

 

「夫婦愛の完成とは、異体同心――二つの異なった人格から、新たに一個の人格を作り上げることを意味する。したがって、真の夫婦は二人であって、もはや二人ではない。完全に一人でなければならぬ。良人とか妻とかいう区別はなく、両者を合わせて一つである。」(『人生計画の立て方』より)

 

「真に夫婦愛の完成した場合には、すべての苦痛は互いに半分ずつ分けて担い合うから半減され、すべての喜悦は二人で共に楽しむから、二倍の幸福として味わわれるわけとなるのである。」(『人生計画の立て方』より)

 

本多清六氏は婿養子は嫌だったので「ドイツに留学させてくれるなら」と無理を言って断ろうとしたけれど、先方に気に入られていたのでドイツ留学をさせてもらい婿養子にはいることになったとか。(『日本の公園の父 本多静六』より

 

次女の話では「清六さんとでないと結婚しない」と娘さんが言い張ったそうです。

また「相手は、元武士の家柄の娘で詮子といい、日本で3番目の女医という才女でした。」(『日本の公園の父 本多静六』より)と書かれています。

 

三冊の本を読んでみても、家庭の時間を大切に楽しむ方のようですし、また奥様のことを褒めていらしたり、仲睦まじく暮らしていらっしゃったようです。そのように晩年まで仲睦まじいご夫婦は多く存じ上げていますが、本多静六氏の「夫婦愛の完成」という発想が、私にはなかったので大変新鮮でした。

 

また「夫婦が一つになる」という表現は、20年以上前に読んだ本にも書かれていた覚えがあるのですが、本のタイトルも著者も思い出せず、参照できませんでした。

その当時は20代で新婚だったので、「遠い未来にはそんなことも起こるのかなあ」とぼんやり感じたものです。20年たった今でも、「あと40年もすれば、そんなことも起こるかなあ」とやはりぼんやり感じています(笑)

 

ただ20年前と違って最近では、「同じことを考えていた」とか、「そのイメージが今ちょうど思い浮かんだ」とか、何か歩調が合って来たようなことも多く感じられるので、この調和の具合が今後増すのかもしれないと思ったりしています。

 

さらに記憶の彼方から「そういえばキリストの言葉にも書かれていた気がする」と思い出し、検索すると新約聖書にも書かれていました。

 

イエスは答えて言われた。「創造者は、初めから人を男と女に造って、『それゆえ、人はその父と母を離れて、その妻と結ばれ、ふたりの者が一心同体になるのだ。』と言われたのです。それを、あなたがたは読んだことがないのですか。

マタイ19章4-5節(新約聖書 新改訳/いのちのことば社)

参照)自己変容の道キリストの言葉

 

本多静六氏は、上手く行かなくなった夫婦の場合の努力の仕方についても説明されています。三千余件の身の上相談に乗って来られた氏の現実的な所感だと思われます。

 

「もっとも、世上往々、実際上には、夫婦という夫婦のすべてが、このようにうまくいくことは難しい。知識、教養、趣味、娯楽、仕事などで、あまりにも大きなへだたりがあって、真に異体同心となりえない場合がはるかに多い。普通一般の夫婦というものが大概そうである。」(『人生計画の立て方』より)

 

お互いが、こうして相倚(よ)り相援(たす)けていくようになれば、あらゆる欠点支障は抹消され、ついには完全な異体同心夫婦愛が完成されるに至るのである。(『人生計画の立て方』より)

 

様々な事情から上手く行かなくなることがあるということは百も承知で、それでも後世のために書かれた記述のように感じました。

 

具体的な方法については難しいことも書かれていますが、「おのれの我をすてて」「相倚(よ)り相援(たす)けていく」ことが秘訣のようです。あとは、本の内容から察するに二人で生活を笑い楽しむことでしょうか。


本多静六氏の「夫婦愛の完成法」については、自己変容の道でも抜粋紹介していますので、興味のある方はご覧ください。

参照)自己変容の道夫婦愛の完成法



●翌日の追記

昨夜このブログURLを出張中のパパにLINEで送った所、返信がありました。

「おはよう♪ブログ読みました。素敵な話だね。この形をイメージしていればいいということだね。この間の(長女の)保育園時代を同時に思い出したのは、ちょっと感動しました!」

 

先日、次女のミニバス公式戦に二人で応援に行った時、1点差で負けてしまい大変悔しい思いを抱えたまま、長女の高校音楽部の定期演奏会に二人で行きました。1曲目のAve Maria(Franz Biebl)の神聖な合唱を聴いていると、悔しさも忘れ二人ともすっかり癒されていたのです。

 

そんな演奏会の中で、踊りながら歌う曲が何曲かあったのですが、その中の一曲を踊りながら歌っている長女の幸せそうな笑顔を見ていると、保育園時代に「世界中の子ども達が一度に笑ったら〜♪」と手話付きで歌っていた笑顔を思い出し、泣けてきました。その話をパパにした時、驚いて「僕も、あの曲で全く同じことを思い出していた!」と言ったのです。それで二人しみじみ感動していました。

 

この時思ったのは、美しい合唱にそれまでの悔しさなど我を忘れ、ハーモニーに調和していく中で、二人の周波数がぴったり合ったのかなということです。

 

二人の周波数が調和した経験と言えば、思い出すのは一緒に2時間ランニングした時の特別な経験です。そのブログはコチラ↓

●広い広い空の下を2時間走る瞑想的ランニング

 

このブログも追加で送ったら、「こういう感覚を普段から持てるといいね」ということでした。

 

普段から無我の境地はなかなか難しいけど、合唱のようにお互いの周波数を調和することならできるかな、と思った次第です。

 

手探りな夫婦関係ですが、お互いもし長生きできれば、また深い気づきも増えてくるかなと楽しみにしております。いつかそんな体験をシェアできますように。

 


最後まで読んでくださってありがとうございます。

愛と光と感謝をこめて

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●関連ページ

原始仏教における慈悲

2015年6月22日更新NEW!

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夫婦愛の完成とは、異体同心――二つの異なった人格から、新たに一個の人格を作り上げることを意味する。詳しくはコチラ>

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 「ツインレイ」は究極的な存在です。あなた方は二人ともに低次元を克服し、一つの愛、一つの生命、一つの存在として帰還するところまできたのですから。詳しくはコチラ>

 


●夫婦愛の完成法

●キリストの言葉

●自己変容の道

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コメント: 2
  • #1

    ベッカン (土曜日, 27 6月 2015 05:51)

    ご無沙汰しております!対面セッションやメールサポートで大変お世話になりました^_^
    「夫婦愛の完成方」の記事を読み
    自分もこの途中にいる者として、共感し理解を深めました。真実だと思います。多様な生き方ができる現在の世の中では気がつくのが大変な事と思いますが、律子さんのこの記事アップが求めている人に繋がりますように♥︎

  • #2

    inner-wish (土曜日, 27 6月 2015 06:33)

    ベッカンさん♪ご無沙汰しております!お元気そうで嬉しかったです〜♪ベッカンさんは「夫婦愛」を専門的に学んでいらっしゃったので、また一段と深く感じられたことも多いのではないかと思います。色々な事情の方がいらっしゃるので掲載する前にずいぶん迷ったのですが、子ども達の時代のために伝え残しておこうと思い掲載しました。求めている人に繋がりますよう心から祈っています。ありがとうございます!愛と光と感謝をこめて☆