心を観察するお稽古

心を観察するお稽古【自己変容の道】

 

「心を観察して自らを浄化するお稽古をいたしましょう」という小池龍之介氏による『「自分」を浄化する坐禅入門』を紹介しています。

 


以下の紹介内容は、すべて下記より引用しています。

「自分」を浄化する坐禅入門(CD付き)

著者:小池龍之介

発行所:PHP研究所

発行年:2009年3月11日第1版

☆現在は[増補改訂版]が出版されています。

 

画像については、無料素材を使用しています。それ以外の追加情報については参照元を個別に記載します。



準備

 

自然な呼吸を行いながら、その呼吸を鼻先の狭い一点で見守りましょう。

できるだけ狭い一点を選んで、鼻先に近い一点に意識を照準し、その部分の微細な感覚をスキャンしてまいります。

 

徹底的に集中しようと、勢いをつける必要はありません。もっとずっとずっとゆったりとかまえましょう。そこに集中を向けていくものの、もっと心を開きますこと。開いた心へと現れてくる現象を、念の力によって一つ一つしっかりとチェックし、感じ取り理解します。

 


欲怒迷チェック

 

鼻先の呼吸に意識のセンサーをとどめながら、いま自分自身の心がどのような風合いであるかを観察しつづけてまいります。たとえば、次のリストにしたがって、自分の心の状態チェックを続けましょう。

 

いま、「欲があるかッ、ないかッ?」「怒りがあるかッ、ないかッ?」「迷いがあるかッ、ないかッ?」「心がしっかりコントロールされているかッ、コントロールされていないかッ?」「心が散乱しているかッ、散乱していないかッ?」「心が拡大しているかッ、縮小しているかッ?」

 

とりわけ、リストのうち最初の三つをひたすら繰り返しチェックし続けますことをおすすめ申し上げます。

 

一瞬のすき間もなく、大忙しで「いま、欲があるかないかッ?」「いま、怒りがあるかないかッ?」「いま、迷いがあるかないかッ?」と、ひたすらローテーションしながら、チェックをつづけてみましょう。

 

このようにチェックし続けることで私たちは、「自らの心の状態はいま、いかにッ?」ということ以外は何も考えられなくなってゆきます。それゆえ、心のみに意識を集中することができるようになるでしょう。

 


煩悩サーフィン

 

煩悩が心を占領しているかどうかチェックいたしましたら、その煩悩が「ある」ときは心がどんな感じになっているかを調べ、感じとりましょう。反対に、その煩悩が「ない」ときは心がどんな感じになっているか調べ、その風味を感じとってまいりましょう。

 

欲や怒りや迷いが「ある」と気づきましたら、いったん次のチェックリストに移るのをやめて、そこで見つけた煩悩を観察いたしましょう。ひたすらそこに生じている煩悩による心のブレを念によってとらえ、観察してまいります。

 

一概に「煩悩がある」と申しましても、その感情の質はそのときどきにおいて異なることでしょう。たとえばその感情がどれくらいの強度であって、どれくらいの持続性をもっていて、どれくらいの振れ幅をもっているかといったようなことです。その微妙な風味の違いに、意識のセンサーを研ぎ澄ませてまいりますこと。

 

たとえば、ネガティブな怒りが心のなかに「ある」と気づきましたら、そのように気づくための手がかりがあったことでしょう。

 

つまり、心のなかに欲に応じた緊張感が「ビックーッ」と走っていたり、心が狭苦しい感じに「ギューッ」と締め付けられているのが、うっすらなりとも見つけられることでしょう。念のセンサーによって、その感触を見つけましたら、センサーをその感触に向かって徹底的に固定いたします。

 

怒りに応じて、心が緊張していたり狭くなっていたりする風味を、しっかりと味わいますこと。しかも、その風味は変化せず一定ということはありえません。猛烈な速度で、より大きな怒りになったり、より小さな怒りになったりという変化を続けているはずです。それに応じて心の風味がつねに変化しているスピードに負けぬよう、意識を研ぎ澄まし、風味の変化を追いかけ続けましょう。

 

やがて、その怒りは変化を続けた挙げ句、パッと消えるかもしれません。

 

・・・

 

そして、その感情が消えた瞬間に、「消えたときはリラックスした感じなりけりッ」と、確実に感じとっておくようにいたします。すなわち、煩悩が「ない」ときの清々しい感覚を、しっかり心に覚えさせるようにしましょう。「煩悩を作らない方がハッピーとぞ知りつるなりッ」、と学習させるのです。

 

それが終わってから、「次の煩悩があるかッ、ないか?」とチェックしてまいりましょう。

 


そのほかにも、下記のお稽古が掲載されています。

●「型」のお稽古

●集中力のお稽古

●観察力のお稽古

●より強い集中力のお稽古

●より高度な観察力のお稽古

●感覚のバリアを張るお稽古

●一点集中のお稽古

●身体感覚スキャンのお稽古

●苦楽を知るお稽古

●歩行瞑想レシピ

●慈悲の瞑想レシピ

 


以上の紹介内容は、すべて下記より引用しています。

「自分」を浄化する坐禅入門(CD付き)

著者:小池龍之介

発行所:PHP研究所

発行年:2009年3月11日第1版

☆現在は[増補改訂版]が出版されています。

 

画像については、無料素材を使用しています。それ以外の追加情報については参照元を個別に記載します。



浄化【役立つ情報】

●浄化【役立つ情報】

浄化に関する役立つ情報を紹介しています。

詳しくはコチラ>


☆スポンサー広告☆



仏教関連ページ


仏教関連ブログ


メニュー