良き人と歩む【今日の言葉】

良き人と歩む

生涯の友やパートナーの選び方について、『苦しまない練習』の著者・小池龍之介氏の説明を、ダンマパダ(ブッダ真理の言葉)の引用と共に紹介しています。

 


以下の紹介内容は、すべて下記より引用しています。

『苦しまない練習』

著者:小池龍之介

発行所:小学館文庫

発行年:2014年1月9日第1版

 

画像については、無料素材を使用しています。

小見出しは追加しました。

追加情報については参照元を個別に記載します。



『法句経(ダンマパダ)』61

 

君の人生の道のりで、自分より高レベルか、せめて自分と同レベルには性格の良い人に出会えないなら、いっそのこときっぱりと独り歩むのがいい。

 

性格の悪い人と一緒にいるなら君の心はその人の心を無意識的にコピーして、悪影響を受けるだろう。そんな人とは、道を共に歩みつつ高め合っていく友情を育てることは、できないのだから。

 


一緒にいてリラックスできるかどうか

 

ブッダが言う、優れているとか同じレベルというのは、どんな状態でしょうか。それは性格が自分より良い相手ということです。

 

心が安定しているとか自己制御力があるとか、穏やかさや柔らかさがあるといった、心の諸性質が自分よりも優れている人という意味ですけれども、その見分け方の大まかな指針といたしましては、「一緒にいてリッラクスできるかどうか」が役立つかもしれません。

 

今の自分よりもスッキリしている思考の人と話したり、一緒にいたりすると、乱れている心がその影響を受けてやや静まって安らかになり、心持ちがリラックスしてきます。また、話しをしているうちに、しばしば本人も気づいていなかった問題点が明らかになり、「ああ、こういうことで自分は悩んでいただけだった」とスッキリすることがあります。

 


生涯の友やパートナーには愚かな人は選ばない

 

少なくとも、自分で選択できる生涯の友やパートナーには「愚かな人」は選ばないことです。

 

「汝は、病める時も健やかなる時も、これを愛し、これに忠誠を捧げることを誓いますか?」というのはキリスト教の結婚式で言われる言葉ですけれども、健やかなる時や、楽しい時には、相手を愛し、忠誠を誓うことは容易いことでしょう。

 

が、いやはや実際には、「病める時」や「辛い時」の方が多いかもしれません。そんな時にこそ、「苦しみの共有」ができるかどうかということが、パートナーや生涯の友を選ぶうえで、決定的に大事なことのように思われます。

 

もちろん、楽しいことも思い出として残るでしょうけれど、相手がいて本当に良かったなぁとしみじみ感じるのは、自分がくじけそうになった時に、相手がいてくれることで救われたり、反対に苦しんでいる相手のために自分が頑張らなきゃと思えたり、この人がいるから自分はまだやれる、と思う時ではないでしょうか。

 

時として、相手が苦しんでいるのを助けてあげる力が自分にある、時として、自分が苦しんでいるのを助けてくれる力が相手にある。そんなパートナーこそ「友」と呼べるでしょう。

 


以上の紹介内容は、すべて下記より引用しています。

『苦しまない練習』

著者:小池龍之介

発行所:小学館文庫

発行年:2014年1月9日第1版

 

画像については、無料素材を使用しています。

追加情報については参照元を個別に記載します。



以下の紹介内容は、すべて下記より引用しています。

【参考】

『ブッダの真理のことば 感興のことば』

中村元/訳 岩波文庫

 

『真理のことば』(ダンマパダ)

全26章423句の詩集。漢訳の「法句経」に相当。各章から5句ずつ130句を抜粋紹介しました。書籍には84ページ分の注釈が掲載されています。 

 

 



第五章 愚かな人

六一 旅に出て、もしも自分よりすぐれた者か、または自分にひとしい者に出会わなかったら、むしろきっぱりと独りで行け。愚かな者を道連れにしてはならぬ。

 

六三 もしも愚者がみずから愚であると考えれば、すなわち賢者である。愚者でありながら、しかもみずから賢者だと思う者こそ、「愚者」だと言われる。

 

六九 愚かな者は、悪いことを行なっても、その報い(むくい)の現れないあいだは、それを蜜のように思いなす。しかしその罪の報いの現れたときには、苦悩を受ける。

 

七一 悪事をしても、その業(カルマ)は、しぼり立ての牛乳のように、すぐに固まることはない。(徐々に固まって熟する。)その業は、灰に覆われた火のように、(徐々に)燃えて悩ましながら、愚者につきまとう。

 

七二 愚かな者に念慮(おもい)が生じても、ついにかれには不利なことになってしまう。その念慮(おもい)はかれの好運(しあわせ)を滅ぼし、かれの頭を打ち砕く。

 


第六章 賢い人

七八 悪い友と交わるな。卑しい人と交わるな。善い友と交われ。尊い人と交われ。

 

七九 真理を喜ぶ人は、心きよらかに澄んで、安らかに臥す(ふす)。聖者の説きたまうた真理を、賢者はつねに楽しむ。

 

八〇 水道をつくる人は水をみちびき、矢をつくる人は矢を矯め(ため)、大工は木材を矯め(ため)賢者は自己をととのえる。

 

八一 一つの岩の塊りが風に揺らがないように、賢者は非難と賞賛に動じない。

 

八二 深い湖が、澄んで、清らかであるように、賢者は真理を聞いて、こころ清らかである。

 


以上の紹介内容は、すべて下記より引用しています。

【参考】

『ブッダの真理のことば 感興のことば』

中村元/訳 岩波文庫

 

『真理のことば』(ダンマパダ)

全26章423句の詩集。漢訳の「法句経」に相当。各章から5句ずつ130句を抜粋紹介しました。書籍には84ページ分の注釈が掲載されています。 

 

 



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『ダンマパダ』は人間そのものに対する、はっと思わせるような鋭い反省を述べ、生活の指針となるような教えが述べられている。そのため世界諸国を通じて人々の愛誦するところとなった。(『ブッダの真理のことば 感興のことば』中村元/訳より)

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