願いを現実化するプロセスで大切なこと。
種を蒔いた人も、一緒に育てた人も、収穫した人も、分かち合った人も、全ては一つであるという静かなまなざしで眺めることが大切です。
種を蒔くのは誰か?を意識するのは大切なことです。
種を現実化するプロセスの中で、誰と一緒に種を蒔き、誰と一緒に育て、誰と一緒に収穫するのかを意識するのは大切です。すべての段階で異なる人が関わる場合もあります。どの段階で誰に関わってもらうかは、多くの場合、適性と希望によりますが、特別な縁で、関わる場合もあります。
いつ種を蒔き、いつ水や肥料を与え、いつ植え替えるのか、すべて時期が重要であるように、現実化の開始時期や、エネルギーの投入時期、次のステージに進む時期など、適切な時期を選ぶことが大切です。
種が芽を出し、大きく育ち、花を咲かせ、実がなり、収穫し、多くの人と分かち合うまでのプロセス全体を観ることが大切です。現実化したい何かが、どのような段階を経て、どのような形に実現していくのか、大まかな全体の流れを観ることが役に立ちます。
種が育ち、収穫し、分かち合う過程で、人々にどのような効果を与えたいのか?現実化の結果、どのようなよい効果を与えることができるのかを意識することで、実際にそのようなよい効果を実現することができます。
雑草・害虫・日照不足・厳しい環境などの悪い影響をあらかじめ取り除くことが大切です。つまり、恐れや不安、あらゆるネガティブな思いを雑草のように抜き、悪影響を及ぼす物事を遠ざけ、エネルギー管理を怠らず、適切な環境を整えることが、あらゆる現実化のプロセスで大切になります。
成果は一緒に育てた人だけでなく、多くの人々に分け与えることが大切です。現実化した事柄によって得た良い効果は、できるだけ多くの人に分かち合うことで、相乗効果が生まれます。
現実化の種も、もとは光から生み出されたアイディアです。そして現実化の成果も、全ては光に戻っていきます。そのように全ては光から生まれ、光に戻っていくと意識することで、現実化のプロセス全体を呼吸することができるようになります。
感謝と愛によって種を生み出し、愛と感謝によって分かち合いを終了することが大切です。感謝と愛によって生み出された種は、必ず感謝と愛の実を結びます。感謝と愛から始めれば、感謝と愛で終わることができるのです。
種を蒔いた人も、一緒に育てた人も、収穫した人も、分かち合った人も、全ては一つであるという静かなまなざしで眺めることが大切です。光から生まれた種が光に戻り、みんなで共有できるように、現実化のプロセスに関わった人も、また成果を分かち合った人も、全ては一つであるのだというまなざしで眺めるとき、現実化のプロセス全体が調和したものになります。
2011年11月30日
inner-wish