紅葉狩りというより登山

心の声【インナーウィッシュ】
心の声【inner-wish】一覧▶︎

 

紅葉の季節には、毎年どこかへ紅葉狩りに出かけるのですが、今年は数年ぶりに高尾山へ出かけました。

 

高尾山は「行ってよかった」という感想だけが記憶に残っているけれど、「紅葉狩りというより登山」ということを毎回現地で思い出します。ケーブルカーやリフトを使わず登ると急な坂道が続くので、なかなか大変な道のりなのです。

 

若い人たちも多く、さらに抱っこされた赤ちゃんから高齢の方まで幅広い年齢の方、各国の言葉が入り混る中、たくさんの人が坂を登っています。小さい子が「疲れた〜」と泣いていると、「わかる〜」と言いながら通り過ぎるような、みんなで苦労を共にして登っている印象でした。

 

山頂途中にある薬王院境内に入ると、「日本遺産 霊気満山 高尾山」の看板通り、祈りの気が充満していて、「高尾山は祈りの山」ということを思い出しました。そして山登りの疲れがスーッと消えていくようでした。

 

小さい子が意味を教えてもらいながら「六根清浄」の石ぐるまを回していたり、女の子たちが「十善戒」の張り紙を見て「大事なことが書いてある」と写真を撮る姿も見かけました。アトラクションのように楽しげに祈ったり願ったりする人々の姿が印象的でした。

 

登山口から山頂までに、それぞれ違う味の団子屋さんがあり、ほっとする休憩時間を味わえます。山頂では紅葉や絶景を眺めながら一息ついたり、次の人が写真を撮る記念撮影の列に並ぶ人も多かったです。

 

こうして「紅葉狩り+山登り+祈り+美味しい記憶」で「行ってよかった」という感想だけを残し、また数年後に山登りで苦労しそうです。

 

2021年11月15日 inner-wish 


十善戒

【十善戒】(薬王院の説明より)

不殺生(ふせっしょう)あらゆる生命を尊重しよう

不偸盗(ふちゅうとう)他人のものを尊重しよう

不邪淫(ふじゃいん)お互いを尊敬しあおう

不妄語(ふもうご)正直に話そう

不綺語(ふきご)よく考えて話をしよう

不悪口(ふあっく)優しいことばを使おう

不両舌(ふりょうぜつ)思いやりのあることばを話そう

不慳貪(ふけんどん)惜しみなく施しをしよう

不瞋恚(ふしんに)にこやかに暮らそう

不邪見(ふじゃけん)正しく判断しよう


六根清浄 石ぐるま

【六根清浄 石ぐるま】(薬王院の説明より)

懺悔(ざんげ)とは、心を迷わせる、貪り(自分最優先の心)、怒り、愚痴(諦めたり挫けたりする弱い心)の三つの煩悩を悔い改め、反省の心を起こす意味です。

六根清浄とは、人間の大切な感覚器官を指し、物事を見つめる眼、匂いをかぐ鼻、音を聴く耳、味覚を味わう舌、感覚を感じる身、以上の大切な情報を判断する意(心)が清らかになる願いを神仏に祈る意味があります。

懺悔懺悔!六根清浄とお唱えしながらお回しいただき、自らの心を見つめ直した上で、身も心も新たな気持ちで明日からの人生を精一杯ご精進ください。


関連ページ

十不善業を捨てる【自己変容の道】
十不善業を捨てる【自己変容の道】

十不善業を捨てる【自己変容の道】

「十不善業」は「苦しみの原因」であるため、「心の中からも取り除く」ということが仏教の初歩として説かれています。


般若心経(小本)_言葉【自己変容の道】
般若心経(小本)_言葉【自己変容の道】

般若心経(小本)_言葉【自己変容の道】

波羅蜜多・六煩悩・六波羅蜜・空・五蘊・舎利子・色即是空・眼耳鼻舌身意・色聲香味触法・無明・十二因縁など、般若心経に関連する言葉の説明を引用しています。



心の声一覧

心の声【インナーウィッシュ】
心の声【inner-wish】一覧▶︎