キリストの言葉

更新日:2023/09/29 公開日:2011/09/04

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キリストの言葉【自己変容の道】
キリストの言葉【自己変容の道】

キリストの言葉

 

聖書よりキリストの言葉を引用しています。新約聖書の福音書(マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネ)・使徒言行録・手紙(パウロ)からの引用です。ページ後半に追加。

 


目次


わたしがあなたがたを休ませてあげます

わたしがあなたがたを休ませてあげます【キリストの言葉】
わたしがあなたがたを休ませてあげます【キリストの言葉】

 

すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。

 

わたしは心優しく、へりくだっているから、あなたがたもわたしのくびきを負って、わたしから学びなさい。そうすればたましいに安らぎがきます。

わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからです。 

 

マタイ11章28-30節(新約聖書 新改訳/いのちのことば社)

  

互いに愛し合いなさい

互いに愛し合いなさい【キリストの言葉】
互いに愛し合いなさい【キリストの言葉】

 

あなたがたに新しい戒めをあたえましょう。

 

あなたがたは互いに愛し合いなさい。わたしがあなたがたを愛したように、そのように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。

 

もしあなたがたの互いの間に愛があるなら、それによって、あなたがたがわたしの弟子であることを、すべての人が認めるのです。 

 

ヨハネ13章34-35(新約聖書 新改訳/いのちのことば社)

 

わたしの名によって求めること

わたしの名によって求めること【キリストの言葉】
わたしの名によって求めること【キリストの言葉】

 

またわたしは、あなたがたがわたしの名によって求めることは何でも、それをしましょう。父が子によって栄光をお受けになるためです。あなたがたが、わたしの名によって何かをわたしに求めるなら、わたしはそれをしましょう。

 

ヨハネ14章13-14(新約聖書 新改訳/いのちのことば社)

 

もうひとりの助け主をあなた方に与える

もうひとりの助け主をあなた方に与える【キリストの言葉】
もうひとりの助け主をあなた方に与える【キリストの言葉】

 

もしあなたがたがわたしを愛するなら、あなたがたはわたしの戒めを守るはずです。

 

わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためにです。

 

その方は真理の御霊です。世はその方を受け入れることができません。世はその方を見もせず、知りもしないからです。しかし、あなたがたはその方を知っています。

 

その方はあなたがたとともに住み、あなたがたのうちにおられるからです。わたしは、あなたがたを捨てて孤児にはしません。わたしは、あなたがたのところに戻ってくるのです。

 

いましばらくで世はもうわたしを見なくなります。しかし、あなたがたはわたしを見ます。わたしが生きるので、あなたがたも生きるからです。

 

その日には、わたしが父におり、あなたがたがわたしにおり、わたしがあなたがたにおることが、あなたがたにわかります。

 

わたしの戒めを保ち、それを守る人は、わたしを愛する人です。わたしを愛する人はわたしの父に愛され、わたしもその人を愛し、わたし自身を彼に現します。 

 

ヨハネ14章15-21(新約聖書 新改訳/いのちのことば社)

 

助け主はすべてのことを教える

助け主はすべてのことを教える【キリストの言葉】
助け主はすべてのことを教える【キリストの言葉】

 

助け主、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊は、あなたがたにすべてのことを教え、また、わたしがあなたがたに話したすべてのことを思い起こさせてくださいます。

 

わたしは、あなたがたに平安を残します。わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。

 

わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。あなたがたは心を騒がしてはなりません。恐れてはなりません。 

 

ヨハネ14章26-27(新約聖書 新改訳/いのちのことば社)

 

聖霊のみわざ

聖霊のみわざ【キリストの言葉】
聖霊のみわざ【キリストの言葉】

 

わたしが去って行くことは、あなたがたにとって益なのです。それは、もしわたしが去って行かなければ、助け主があなたがたのところに来ないからです。しかし、もし行けば、わたしは助け主をあなたがたのところに遣わします。

 

ヨハネ16章7(新約聖書 新改訳/いのちのことば社)

 

まことのぶどうの木キリストにとどまること

まことのぶどうの木キリストにとどまること【キリストの言葉】
まことのぶどうの木キリストにとどまること【キリストの言葉】

 

わたしはまことのぶどうの木であり、わたしの父は農夫です。私の枝で実を結ばないものはみな、父がそれを取り除き、実を結ぶものはみな、もっと多くの実をむすぶために、刈り込みをなさいます。

 

あなたがたは、わたしがあなたに話した言葉によって、もうきよいのです。わたしにとどまりなさい。わたしも、あなたがたの心の中にとどまります。

 

枝がぶどうの木についていなければ、枝だけでは実をむすぶことができません。わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人の中にとどまっているなら、そういう人は多くの実を結びます。わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないからです。

 

ヨハネ15章1-5(新約聖書 新改訳/いのちのことば社)

  

わたしの愛の中にとどまりなさい

わたしの愛の中にとどまりなさい【キリストの言葉】
わたしの愛の中にとどまりなさい【キリストの言葉】

 

父がわたしを愛されたように、わたしもあなたがたを愛しました。

 

わたしの愛の中にとどまりなさい。もし、あなたがたがわたしの戒めを守るなら、あなたがたはわたしの愛にとどまるのです。

 

それは、わたしがわたしの父の戒めを守って、私の父の愛の中にとどまっているのと同じです。

 

わたしがこれらのことをあなたがたに話したのは、わたしの喜びがあなたがたのうちにあり、あなたがたの喜びが満たされるためです。

 

わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合うこと、これがわたしの戒めです。

 

ヨハネ15章9-12(新約聖書 新改訳/いのちのことば社)

 

求めなさい。そうすれば与えられる

求めなさい。そうすれば与えられる【キリストの言葉】
求めなさい。そうすれば与えられる【キリストの言葉】

 

求めなさい。そうすれば与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。門をたたきなさい。そうすれば開かれる。

 

だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。

 

マタイ7章7-8(新共同訳/日本聖書協会)

  

祈り求めるものはすべて既に得られたと信じなさい

祈り求めるものはすべて既に得られたと信じなさい【キリストの言葉】
祈り求めるものはすべて既に得られたと信じなさい【キリストの言葉】

 

はっきり言っておく。だれでもこの山に向かい、『立ち上がって、海に飛び込め』と言い、少しも疑わず、自分の言うとおりになると信じるならば、その通りになる。

 

だから、言っておく。祈り求めるものはすべて既に得られたと信じなさい。そうすればそのとおりになる。

 

マルコによる福音書11章22-24節(聖書 新共同訳/日本聖書協会)

  

あなたがたは世の光である

あなたがたは世の光である【キリストの言葉】
あなたがたは世の光である【キリストの言葉】

 

あなたがたは世の光である。

 

山の上にある町は、隠れることができない。また、ともし火をともして升の下に置く者はいない。燭台の上に置く。そうすれば、家の中のものすべてを照らすのである。

 

そのようにあなたがたの光を人々の前に輝かしなさい。人々が、あなたがたの立派な行ないを見て、あなたがたの天の父をあがめるようになるためである。

 

マタイ5章14-16節(聖書 新共同訳/日本聖書協会)

  

神の国はあなたがたの中にある

神の国はあなたがたの中にある【キリストの言葉】
神の国はあなたがたの中にある【キリストの言葉】

 

さて、神の国はいつ来るのか、とパリサイ人たちに尋ねられたとき、イエスは答えて言われた。

 

「神の国は、人の目で認められるようにして来るものではありません。『そら、ここにある。』とか、『あそこにある。』とか言えるようなものではありません。

 

いいですか。神の国は、あなたがたのただ中にあるのです。」 

 

ルカ17章20-21節(新約聖書 新改訳/いのちのことば社)

  

自分の十字架を背負う

自分の十字架を背負う【キリストの言葉】
自分の十字架を背負う【キリストの言葉】

  

わたしについて来たい者は、自分を捨て、日々、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。 

ルカ9章23節(聖書 新共同訳/日本聖書協会)

  

二人は一体となる

二人は一体となる【キリストの言葉】
二人は一体となる【キリストの言葉】

 

イエスはお答えになった。「それを、あなたがたは読んだことがないのか。創造主は初めから人を男と女にお造りになった。」そして、こうも言われた。『それゆえ、人は父母を離れてその妻と結ばれ、二人は一体となる。

マタイ19章4-5節(聖書 新共同訳/日本聖書協会)

 

イエスは答えて言われた。「創造者は、初めから人を男と女に造って、『それゆえ、人はその父と母を離れて、その妻と結ばれ、ふたりの者が一心同体になるのだ。』と言われたのです。それを、あなたがたは読んだことがないのですか。

マタイ19章4-5節(新約聖書 新改訳/いのちのことば社)

 

隣人をあなた自身のように愛せよ

隣人をあなた自身のように愛せよ【キリストの言葉】
隣人をあなた自身のように愛せよ【キリストの言葉】

 

『〜あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ。』マタイ22章39節(新約聖書 新改訳/いのちのことば社)

 

『〜隣人をあなた自身のように愛する。』マルコ12章33節(新約聖書 新改訳/いのちのことば社)

 

敵を愛しなさい

敵を愛しなさい【キリストの言葉】
敵を愛しなさい【キリストの言葉】

 

敵を愛し、あなたがたを憎む者に親切にしなさい。悪口を言うものに祝福を祈り、あなたがたを侮辱する者のために祈りなさい。

ルカによる福音書6章27-28節(聖書 新共同訳/日本聖書協会)

 

逆らわない者は味方

逆らわない者は味方【キリストの言葉】
逆らわない者は味方【キリストの言葉】

 

ヨハネがイエスに言った。「先生、お名前を使って悪霊を追い出している者を見ましたが、わたしたちに従わないので、やめさせようとしました。」イエスは言われた。「やめさせてはならない。わたしの名を使って奇跡を行い、そのすぐ後で、わたしの悪口は言えまい。わたしたちに逆らわない者は、私たちの味方なのである。」

マルコによる福音書9章38-40節(聖書 新共同訳/日本聖書協会)

  

悪霊を追い出す

悪霊を追い出す【キリストの言葉】
悪霊を追い出す【キリストの言葉】

 

夕方になって日が沈むと、人々は、病人や悪霊に取り憑かれた者を皆、イエスのもとに連れて来た。町中の人が、戸口に集まった。イエスは、いろいろな病気にかかっている大勢の人たちをいやし、また、多くの悪霊を追い出して、悪霊にものを言うことをお許しにならなかった。悪霊はイエスを知っていたからである。

 

マルコによる福音書1章32-33節(聖書 新共同訳/日本聖書協会)

  

イエスの仲間であると言い表す

イエスの仲間であると言い表す【キリストの言葉】
イエスの仲間であると言い表す【キリストの言葉】

 

言っておくが、だれでも人々の前で自分をわたしの仲間であると言い表す者は、人の子も神の天使たちの前で、その人を自分の仲間であると言い表す。

しかし、人々の前でわたしを知らないと言う者は、神の天使たちの前で知らないと言われる。

 

ルカによる福音書12章8-9節(聖書 新共同訳/日本聖書協会)

  

使徒パウロの回心

使徒パウロの回心【キリストの言葉】
使徒パウロの回心【キリストの言葉】

 

●パウロ、自分の回心を話す

旅を続けてダマスコに近づいたときのこと、真昼ごろ、突然、天から強い光がわたしのまわりを照らしました。わたしは地面に倒れ、『サウル、サウル、なぜ、わたしを迫害するのか』と言う声を聞いたのです。『主よ、あなたはどなたですか』と尋ねると、『わたしは、あなたが迫害しているナザレのイエスである』と答えがありました。一緒にいた人々は、その光は見たのですが、わたしに話しかけた方の声は聞きませんでした。

使徒言行録22章6-9節(聖書 新共同訳/日本聖書協会)

 

●パウロ、異邦人のための宣教師となる

さて、わたしはエルサレムに帰って来て、神殿で祈っていたとき、我を忘れた状態になり、主にお会いしたのです。主は言われました。『急げ。すぐエルサレムから出て行け。わたしについてあなたが証することを、人々が受け入れないからである。』わたしは申しました。『主よ、わたしが会堂から会堂へと回って、あなたを信じるものを投獄したり、鞭で打ちたたいたりしていたことを、この人々は知っています。また、あなたの証人ステファノの血が流されたとき、わたしもその場にいてそれに賛成し、彼を殺す者たちの上着の番もしたのです。』すると、主は言われました。『行け。わたしがあなたを遠く異邦人のために遣わすのだ。』

使徒言行録22章17-21節(聖書 新共同訳/日本聖書協会)

  

使徒パウロの「愛」

使徒パウロの「愛」【キリストの言葉】
使徒パウロの「愛」【キリストの言葉】

 

以下は、使徒パウロがコリントの教会に送った手紙より、有名な「愛」についての説明です。

 

***

 

たとえ、人々の異言、天使達の異言を語ろうとも、愛がなければ、わたしは騒がしいドラ、やかましいシンバル。

 

たとえ、預言する賜物を持ち、あらゆる神秘とあらゆる知識に通じていようとも、たとえ、山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、愛がなければ、無に等しい。

 

全財産を貧しい人々のために使い尽くそうとも、誇ろうとしてわが身を死に引き渡そうとも、愛がなければ、わたしには何の益もない。

 

愛は忍耐強い。

愛は情け深い。

ねたまない。

愛は自慢せず、

高ぶらない。

礼を失せず、

自分の利益を求めず、

いらだたず、

恨みを抱かない。

不義を喜ばず、

真実を喜ぶ。

すべてを忍び、

すべてを信じ、

すべてを望み、

すべてに耐える。

 

愛は決して滅びない。

預言は廃れ、

異言はやみ、

知識は廃れよう、

わたしたちの知識は一部分、

預言も一部分だから。

完全なものが来たときには、

部分的なものは廃れよう。

 

幼子だったとき、わたしは幼子のように話し、幼子のように思い、幼子のように考えていた。成人した今、幼子のことを棄てた。

 

わたしたちは、今は、鏡におぼろに映ったものを見ている。だがそのときには、顔と顔とを合わせて見ることになる。

 

わたしは、今は一部しかしらなくとも、そのときには、はっきり知られているようにはっきり知ることになる。

 

それゆえ、信仰と希望と愛、この三つは、いつまでも残る。

 

その中で最も大いなるものは、愛である。

 

コリントⅠ- 12章1-13節(聖書 新共同訳/日本聖書協会)

注)聖パウロの言葉

 

ヘブライ人への手紙「固い食物」

ヘブライ人への手紙「固い食物」【キリストの言葉】
ヘブライ人への手紙「固い食物」【キリストの言葉】

 

以下は、新約聖書の「ヘブライ人への手紙」(作者不詳)より、「固い食物」を食べられる「一人前のキリスト者の生活」についての説明です。

 

***

 

乳を飲んでいる者はだれでも、幼子ですから、義の言葉を理解できません。固い食物は、善悪を見分ける感覚を経験によって訓練された、一人前の大人のためのものなのです。 

ヘブライ人への手紙 5章13-14節(聖書 新共同訳/日本聖書協会)

 

まだ乳ばかり飲んでいるような者はみな、義の教えに通じてはいません。幼子なのです。しかし、堅い食物はおとなの物であって、経験によって良い物と悪い物とを見分ける感覚を訓練された人たちの物です。

ヘブル5章13-14節(新約聖書 新改訳/いのちのことば社)

  

七十人を町や村に派遣する

七十人を町や村に派遣する【キリストの言葉】
七十人を町や村に派遣する【キリストの言葉】

 

その後、主は、別に七十人を定め、ご自分が行くつもりのすべての町や村へ、ふたりずつ先にお遣わしになった。そして彼らに言われた。「実りは多いが、働き手が少ない。だから、収穫の主に、収穫のために働き手を送ってくださるように祈りなさい。

ルカ10章1-2節(新約聖書 新改訳/いのちのことば社) 

 

どんな家にはいっても、まず、『この家に平安があるように。』と言いなさい。もしそこに平安の子がいたら、あなたがたの祈った平安は、その人の上にとどまります。だが、もしいないなら、その平安はあなたがたに返って来ます。その家に泊まっていて、出してくれる物を飲み食いしなさい。働く者が報酬を受けるのは、当然だからです。

ルカ10章5-7節(新約聖書 新改訳/いのちのことば社) 

  

七の七十倍までも赦す

七の七十倍までも赦す【キリストの言葉】
七の七十倍までも赦す【キリストの言葉】

 

そのとき、ペトロがイエスのところに来て言った、「主よ、兄弟がわたしに対して罪を犯したなら、何回赦すべきでしょうか。七回までですか。」

イエスは言われた。「あなたに言っておく。七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。」

マタイ18章21-22節(聖書 新共同訳/日本聖書協会)

 

あなたがたの一人一人が、心から兄弟を赦さないなら、わたしの天の父もあなたがたに同じようになさるだろう。

マタイ18章35節(聖書 新共同訳/日本聖書協会)

 

 

姦通の女

姦通の女【キリストの言葉】
姦通の女【キリストの言葉】

 

イエスはオリーブ山へ行かれた。朝早く、再び神殿の境内に入られると、民衆が皆、御自分の所にやって来たので、座って教え始められた。

 

そこへ、律法学者たちやファリサイ派の人々が、姦通の現場で捕らえられた女を連れて来て、真ん中に立たせ、イエスに言った。「先生、この女は姦通をしているときに捕まりました。こういう女は石で打ち殺せと、モーセは律法の中で命じています。ところで、あなたはどうお考えになりますか。」イエスを試して、訴える口実を得るために、こう言ったのである。

 

イエスはかがみ込み、指で地面に何か書き始められた。しかし、彼らがしつこく問い続けるので、イエスは身を起こして言われた。「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい。」そしてまた、身をかがめて地面に書き続けられた。

 

これを聞いた者は、年長者から始まって、一人また一人と、立ち去ってしまい、イエスひとりと、真ん中にいた女が残った。イエスは、身を起こして言われた。「婦人よ、あの人たちはどこにいるのか。だれもあなたを罪に定めなかったのか。」女が、「主よ、だれも」と言うと、イエスは言われた。「わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。これからは、もう罪を犯してはならない。

ヨハネ8章1-11節(聖書 新共同訳/日本聖書協会)

 

山上の説教(垂訓)『幸い』

山上の説教(垂訓)『幸い』【キリストの言葉】
山上の説教(垂訓)『幸い』【キリストの言葉】

 

●幸い(ルカ6章20-23節)

 

心の貧しい人々は、幸いである。

天の国はその人たちのものである。

 

悲しむ人々は、幸いである。

その人たちは慰められる。

 

柔和な人々は、幸いである。

その人たちは地を受け継ぐ。

 

義に餓え渇く人々は、幸いである。

その人たちは満たされる。

 

憐れみ深い人々は、幸いである。

その人たちは憐れみを受ける。

 

心の清い人々は、幸いである。

その人たちは神を見る。

 

平和を実現する人々は、幸いである。

その人たちは神の子と呼ばれる。

 

義のために迫害される人々は、幸いである。

天の国はその人たちのものである。

マタイ5章3-10節(聖書 新共同訳/日本聖書協会)

 

「種を蒔く人」のたとえ

「種を蒔く人」のたとえ【キリストの言葉】
「種を蒔く人」のたとえ【キリストの言葉】

 

「種を蒔く人が種蒔きに出て行った。蒔いている間に、ある種は道端に落ち、人に踏みつけられ、空の鳥が食べてしまった。ほかの種は石地に落ち、芽は出たが、水気がないので枯れてしまった。ほかの種は茨(いばら)も一緒に伸びて、押しかぶさってしまった。また、ほかの種は良い土地に落ち、生え出て、百倍の実を結んだ。」イエスはこのように話して、「聞く耳のある者は聞きなさい」と大声で言われた。

ルカによる福音書8章5-8節(聖書 新共同訳/日本聖書協会)

 

「種を蒔く人」のたとえの説明

 

「このたとえの意味はこうである。種は神の言葉である。道端のものとは、御言葉を聞くが、信じて救われることがないように、後から悪魔が来て、その心から御言葉を奪い去る人たちである。石地のものとは、御言葉を聞くと喜んで受け入れるが、根がないので、しばらくは信じても、試練に遭うと身を引いてしまう人たちのことである。そして、茨(いばら)の中に落ちたのは、御言葉を聞くが、途中で人生の思いや煩いや富や快楽に覆いふさがれて、実が熟すまでに至らない人たちである。良い土地に落ちたのは、立派な善い心で御言葉を聞き、よく守り、忍耐して実を結ぶ人たちである。」

ルカによる福音書8章11-15節(聖書 新共同訳/日本聖書協会)

 

羊の門

羊の門【キリストの言葉】
羊の門【キリストの言葉】

●「羊の囲い」のたとえ

はっきり言っておく。羊の囲いに入るのに、門を通らないでほかの所を乗り越えて来る者は、盗人であり、強盗である。門から入る者が羊飼いである。門番は羊飼いには門を開き、羊はその声を聞き分ける。羊飼いは自分の羊の名を呼んで連れ出す。自分の羊をすべて連れ出すと、先頭に立って行く。羊はその声を知っているので、ついて行く。しかし、ほかの者には決してついて行かず、逃げ去る。ほかの者たちの声を知らないからである。

ヨハネ10章1-5節(聖書 新共同訳/日本聖書協会)

 

●わたしは門である

わたしは門である。わたしを通って入る者は救われる。その人は、門を出入りして牧草を見つける。盗人が来るのは、盗んだり、屠ったり、滅ぼしたりするためにほかならない。わたしが来たのは、羊が命を受けるため、しかも豊かに受けるためである。

ヨハネ10章1-5節(聖書 新共同訳/日本聖書協会)

 

イエスは良い羊飼い

わたしは良い羊飼いである。わたしは自分の羊を知っており、羊もわたしを知っている。それは、父がわたしを知っておられ、わたしが父を知っているのと同じである。わたしは羊のために命を捨てる。わたしには、この囲いに入っていないほかの羊もいる。その羊をも導かなければならない。その羊もわたしの声を聞き分ける。こうして、羊は一人の羊飼いに導かれ、一つの群になる。わたしは命を再び受けるために、捨てる。それゆえ、父はわたしを愛してくださる。だれもわたしから命を奪い取ることはできない。わたしは自分でそれを捨てる。わたしは命を捨てることもでき、それを再び受けることもできる。これは、わたしが父から受けた掟である。

ヨハネ10章14-18節(聖書 新共同訳/日本聖書協会)

 

神の国の到来

神の国はあなたがたのただ中にある【キリストの言葉】
神の国はあなたがたのただ中にある【キリストの言葉】

 

さて、神の国はいつ来るのか、とパリサイ神たちに尋ねられたとい、イエスは答えて言われた。「神の国は、人の目で認められるようにして来るものではありません。『そら、ここにある』とか、『あそこににある』とか言えるようなものではありません。いいですか、神の国は、あなたがたのただ中にあるのです。」

ルカ17章20-21節(新約聖書 新改訳/いのちのことば社)

 

イエスとサマリア人の女

イエスとサマリア人の女【キリストの言葉】
イエスとサマリア人の女【キリストの言葉】

 

そこにはヤコブの井戸があった。イエスは旅に疲れて、そのまま井戸のそばに座っておられた。正午ごろのことである。サマリアの女が水をくみに来た。イエスは、「水を飲ませてください」と言われた。弟子たちは食べ物を買うために町に行っていた。すると、サマリアの女は、「ユダヤ人のあなたがサマリアの女のわたしに、どうして水を飲ませてほしいと頼むのですか」と言った。ユダヤ人はサマリア人とは交際しないからである。

 

イエスは答えて言われた。「もしあなたが、神の賜物を知っており、また『水を飲ませてください』と言ったのが誰であるか知っていたならば、あなたの方からその人に頼み、その人はあなたに生きた水を与えたことであろう。」

 

女は言った。「主よ、あなたはくむ物をお持ちではないし、井戸は深いのです。どこからその生きた水を手にお入れになるのですか。あなたは、わたしたちの父ヤコブよりも偉いのですか。ヤコブがこの井戸をわたしたちに与え、彼自身も、その子供や家畜も、この井戸から水を飲んだのです。」

 

イエスは答えて言われた。「この水を飲む者はだれでもまた渇く。しかし、わたしが与える水を飲む者は決して渇かない。わたしが与える水はその人の内で泉となり、永遠の命に至る水がわき出る。」女は言った。「主よ、渇くことがないように、また、ここにくみに来なくてもいいように、その水をください。」

 

イエスが、「行って、あなたの夫をここに呼んで来なさい」と言われると、女は答えて、「わたしには夫はいません」と言った。イエスは言われた。「『夫はいません』とは、まさにそのとおりだ。あなたには五人の夫がいたが、今連れ添っているのは夫ではない。あなたは、ありのままを言ったわけだ。」

 

女は言った「主よ、あなたは預言者だとお見受けします。わたしども先祖はこの山で礼拝しましたが、あなたがたは、礼拝すべき場所はエルサレムにあると言っています。」イエスは言われた。「婦人よ、わたしを信じなさい。あなたがたが、この山でもエルサレムでもない所で、父を礼拝する時が来る。あなたがたは知らないものを礼拝しているが、わたしたちは知っているものを礼拝している。救いはユダヤ人から来るからだ。

 

しかし、まことの礼拝する者たちが、霊と真理をもって父を礼拝する時が来る。今がその時である。なぜなら、父はこのように礼拝する者を求めておられるからだ。神は霊である。だから、神を礼拝する者は、霊と真理をもって礼拝しなければならない。」

 

女が言った。「わたしは、キリストと呼ばれるメシアが来られることを知っています。その方が来られるとき、わたしたちに一切のことを知らせてくださいます。」イエスは言われた。「それは、あなたと話しているこのわたしのことである。」

 

ヨハネ4章6-26節(聖書 新共同訳/日本聖書協会)

 

聖霊の住まいである体

2022年9月8日更新NEW! 

聖霊の住まいである体【キリストの言葉】
聖霊の住まいである体【キリストの言葉】

 

知らないのですか。あなたがたの体は、神からいただいた聖霊が宿ってくださる神殿であり、あなたがたはもはや自分自身のものではないのです。

コリントの信徒への手紙一6章19節(聖書 新共同訳/日本聖書協会)

注)聖パウロの言葉

 

嵐を静める

2023年9月29日更新NEW! 

嵐を静める【キリストの言葉】
嵐を静める【キリストの言葉】

 

イエスが舟に乗り込まれると、弟子たちも従った。そのとき、湖に激しい嵐が起こり、舟は波にのまれそうになった。イエスは眠っておられた。弟子たちは近寄って起こし、「主よ、助けてください。おぼれそうです」と言った。イエスは言われた。「なぜ怖がるのか、信仰の薄い者たちよ。」そして、起き上がって風と湖とをお叱りになると、すっかり凪になった。人々は驚いて、「いったい、この方はどういう方なのだろう。風や湖さえも従うではないか」と言った。

マタイ8章23-27節(聖書 新共同訳/日本聖書協会)

 


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