
未来からの励まし〜光の雪景色
『未来からの励まし〜光の雪景色』という本ブログを書こうと思ったきっかけは、映画「国宝」の「雪景色」を「私も観た」と強く感じたからです。「未来から励まされている」「未来になるはずの自分」から励まされているということをお伝えしようと思いました。
映画「国宝」の雪景色
先日、映画「国宝」を観てきました。歌舞伎の舞台シーンなど、知らず知らずハラハラと涙が流れていたのですが、特に涙が止まらないシーンがありました。それは「雪景色」のシーンです。
この映画にとって「雪景色」は象徴的に繰り返される重要なシーンです。その中でも、特に印象に残ったのが最後の「雪景色」でした。
これは、主人公が国宝となって演じた舞台で見た幻想的な雪景色です。それは、主人公の人生の目的が完成した時に観えた景色のようでした。
あの世とこの世/あちらとこちら
この映画をご覧になった多くの皆さんが、「雪景色」についてさまざまな解釈を書いていらっしゃいます。何度も拝見するのは、「あの世とこの世」「あちらとこちら」というような表現です。
この映画で繰り返される「雪景色」にはまさに「あの世とこの世」「あちらとこちら」の境界線を感じさせるような、幻想的な景色です。またストーリーの中でも、そのような不思議な描かれ方がされています。
主人公が映画の中で最初に見た「雪景色」が父親の死の瞬間であったことも、「あの世とこの世」「あちらとこちら」の印象を強めているように思います。
観られている気がする
主人公と共に育った跡取り息子が、人生をかけた舞台に臨む練習で、主人公に言った言葉が忘れられません。
「あそこから観られている気がする」そのような言葉でした。「あそこ」とは天井の中心にある舞台の光。雪景色は、まさにその光から雪が降っているように見えます。
主人公と跡取り息子は、「観られているような気がする光」に向かって稽古をしているのです。
見たい景色=自分の方向性
人間国宝となった主人公が、インタビューで「見たい景色がある」と話すシーンがあります。その「見たい景色」がまさに「雪景色」なのです。それは過去に見た「雪景色」ではありません。
本当に見たいのは、「自分の方向性」で完成した先に見える「雪景色」なのです。
励まされ到達する方向性
「あそこから観られている気がする」という「光」から降り注ぐ「雪景色」。それは何者かに観られながら励まされ、到達する方向性の先に観ることができる「雪景色」だと感じました。
励ます存在は何者か?
では何者が見ているのでしょうか?
それは「到達する方向性を知っている」存在です。そして「到達するまで励ます」存在です。
時空の境界から励ます者
「あの世とこの世」「あちらとこちら」という「時空の境界」から見守り励ます者とは?
「到達する方向性を知っている」「到達するまで励ます」者とは?
これまでに何度か同じような経験をした上に、逆方向から見守り励ました経験もあるので、可能性を1つ説明することができます。
少なくとも「未来からの励まし」があることは確かです。さらに時空の在り方が直線ではないと考えますと、未来または過去または同時に存在する別の時空からの励ましです。
インナーウィッシュの経験
光の雪景色に励まされた夜

高校生の頃、「未来の生き方は大きく変化する」と予感があったものの、何をどうすればいいかわからず、途方にくれていました。雪が積もっていたある夜、不安で絶望的な気持ちになり家を出て、あてどなく彷徨い歩いたことがあります。
雪の中で歩き続けた時、ある電灯の下で突然光を感じたのです。それは電灯の光ではなく、何か内側に光が灯るような。その光を感じていると、何も状況は変わらないのに、なぜか「必ずうまくいく」という確信が芽生えました。そして絶望感でいっぱいだった行きとは別人のように、希望に満ちて帰宅したのです。
【参考】●ありのままの今も光の中に-日常生活を高次の光で照らす【心の声】
未来から過去の自分を励ました日
その時何が起こったのかわからなかったのですが、それから30年くらいたった日の瞑想で、高次の存在と共に、雪の夜に歩く過去の自分を観たのです。高次の存在が過去の私に「大丈夫だ。未来は今、希望に満ちている」というような言葉をかけました。過去の私はまだ、高次の言葉を聴く力がなかったのですが、高次の光を受け取ったのだと思います。
【参考】●ありのままの今も光の中に-日常生活を高次の光で照らす【心の声】
過去に観た自分になっていた日
これまでの人生で何度も「鏡を見て驚いた」経験があります。一度や二度ではありません。何度も何度も「鏡を見て驚いた」ことがあるのです。それは過去に「観たことのある人」だと気づいたからです。
等身大の油絵を描いて「インナー・ヒーラー」と名付けたころがあるのですが、その10年後くらいに鏡を見て「どこかでみたことがある」これは、あの時に描いた姿だと気づきました。「インナー・ヒーラー」とは内観で何度も助けてくれた女性の姿を絵にしたものです。
また別のタイミングで未来の自分という女性を観たのですが、その時は「普通の女性だな、自然な印象だな」という程度の感想だったのですが、また10年後あたりに鏡を見て「あの時に観た女性だ」と気づくのです。
このように、未来の自分には何度も逢っていて、何度も励まされているようです。そして、あるタイミングで「過去に観た未来の自分になっている」と気付かされるのです。
複数の時空を出入りした日
内観だけで時空を移動したわけではありません。
ある日、私の目の前に、複数の時空の映像がホログラムのように観えたのです。そして並行現実のようなその時空に瞬間的に出入りして、その時空で過ごすような経験をしました。
出入りしたのは一瞬よりも短い時間なのに、その時空の中では何年も過ごした印象でした。
【参照】●並行現実を調和する【心の声】
未来の自分と「今も」つながっている
また遠い未来の自分と現在の自分は「今」も光の中でつながっています。それを認識するスイッチがオフになっているため(情報量が多すぎるため必要に応じてしかオンにならないと思われる)実感できないかもしれません。ですが、あらゆる次元の自分が多重に同時に存在していること、高次の自分からも希望の光が届けられていることを思い出すことは役立ちます。
【参考】●ありのままの今も光の中に-日常生活を高次の光で照らす【心の声】
インナーウィッシュよりメッセージ

『未来からの励まし〜光の雪景色』という本ブログを書こうと思ったきっかけは、映画「国宝」の「雪景色」を「私も観た」と強く感じたからです。
それは「あの世とこの世」「あちらとこちら」の境目から励まされるような「光の景色」です。
おそらく「雪景色」である必要はないのでしょうが、同じような「雪景色」だったため、これは「書く必要がある」と思いました。
私が書く必要があると感じたのは、「未来から励まされている」ということです。「未来になるはずの自分」から励まされているのです。
また自分だけではなく、「未来の自分」が実現することになっている目的をサポートしてくれている高次の存在も、共に励ましてくれています。
これまで何度もそのような「未来からの励まし」や「高次の励まし」に支えられ助けられてきました。高校生の頃は高次の意識が開いていなかったので、「何か急に大丈な気がした」という感覚でした。そのように「急に大丈夫と思えた」ような時は「未来から励まされた」時かもしれません。
未来の自分と「今も」つながっていることは確かです。「未来の自分が今も励まし続けていることを伝えたい」それがインナーウィッシュからのメッセージです。
良い未来につながりますように。
2025年7月3日
愛と光と感謝を込めて
インナーウィッシュ
2025年7月3日更新 inner-wish
2025年7月3日公開 inner-wish
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