
プチ家出〜新しい扉を開く時
次のステージに進む前に、これまでのプチ家出を振り返ってみると、私にとってプチ家出は「新しい扉を開く」タイミングだったことがわかりました。
久しぶりにプチ家出して
先日、久しぶりにプチ家出をしました。といっても半日程度で、21時までには帰宅したのですが。
注)今から書くことはプチ家出のススメではありません。これまでのプチ家出の記憶を振り返り、新しい認識で記憶を上書きして手放すための作業です。
プチ家出する時の気持ち
突然、激しい情動に圧倒されて「心を鎮めなければ」といてもたってもいられなくなる状態です。その場では心が鎮まらないほど切羽詰まった状況に陥ると、貴重品を持って家を出る形になります。
ですから、今まではプチ家出した時のことを思い出すと、当時の苦しい感情が蘇るような辛い記憶となっていました。
プチ家出は「新しい扉が開く」タイミング
今日、これまでのプチ家出を思い返してみた時に、すべて「新しい扉が開く」タイミングだったことに気づきました。
注)他の人のプチ家出は、それぞれの人の経験ですから異なるタイミングだと思いますし、プチ家出をしたからといって、新しい扉が開くとは限りませんので誤解のないようお願いします。
プチ家出の記憶
高校生の雪の日にプチ家出〜未来の自分と高次の存在に接する扉
これはブログ「未来からの励まし〜光の雪景色」に書いたプチ家出です。
高校生の頃、「未来の生き方は大きく変化する」と予感があったものの、何をどうすればいいかわからず、途方にくれていました。雪が積もっていたある夜、不安で絶望的な気持ちになり家を出て、あてどなく彷徨い歩いたことがあります。
雪の中で歩き続けた時、ある電灯の下で突然光を感じたのです。それは電灯の光ではなく、何か内側に光が灯るような。その光を感じていると、何も状況は変わらないのに、なぜか「必ずうまくいく」という確信が芽生えました。そして絶望感でいっぱいだった行きとは別人のように、希望に満ちて帰宅したのです。
その時何が起こったのかわからなかったのですが、それから30年くらいたった日の瞑想で、高次の存在と共に、雪の夜に歩く過去の自分を観たのです。高次の存在が過去の私に「大丈夫だ。未来は今、希望に満ちている」というような言葉をかけました。過去の私はまだ、高次の言葉を聴く力がなかったのですが、高次の光を受け取ったのだと思います。 |
未来からの励まし〜光の雪景色【心の声】 |
大学生の休日嵐山にプチ家出〜過去生で結婚を約束した相手と出会う扉
大学生の時、「(過去生で結婚を約束した相手と)どうやって出会えばいいんだ」と途方に暮れてプチ家出した時のことです。
「世界中に星の数ほどの男性がいる中で、過去生で約束した1人の人を見つけ出せるわけがないと絶望感で家を飛び出したのです。
天を貫く祈りとともに直感に従って嵐山にサイクリングに行き、「次に出会った人に道を聞こう」と声をかけた相手が、今の夫になる相手でした。
目の前にチェックリストが降りてきて、全てにチェックが入り、「過去生で約束したのはこの人だ!」と確信したのです。その後、バースチャートを見てもやっぱりという感じでした。
結婚前の海外出張でプチ家出〜日常生活のステージが変わる扉
これは結婚することが決まって、その前に海外出張1ヶ月半に行ってしまえ〜と思った時のことです。プチ家出というのは心の持ちようの話で、実際には仕事だったので見た目には家出ではありません。
でも結婚する前に、1人で海外1ヶ月半の生活をしてみて、日常生活のステージを上げるようなきっかけになりました。
結婚2年目のプチ家出〜無意識・高次意識・宇宙意識の扉
結婚2年目くらいの時期に、突然の意識変容が起こり、自分ではどうしようもなくなってプチ家出をしました。
その時は帰宅が遅かった夫に「ちょっと精神状態が危ないので実家に帰ります」と連絡して関西の実家に帰ったように思います。
急に真っ暗闇の中に落ちたような、危ない精神状態に陥ったのですが、後から振り返ると、「無意識・高次意識・宇宙意識」が同時に開いたようなタイミングでした。
この1994年10月というのが、私が突然、生死を彷徨うような病気になった時期なのです。何が起こっているのか全くわからないけれど、通常の現実が失われていました。今から思えば、意識レベルの上下変動が急激に起こり、自分で制御できなくなっていたのだと思います。 |
意識変容の波「ライトボディレベル」inner-wis補足 |
2歳の娘を連れて1ヶ月のプチ家出〜日常生活の意識変容の扉
2歳の娘を連れて30日間の霊性プログラムに参加したことがあります。
黙想・観想・心理・絵画法・エニアグラム・自己発見・内なる声を聴く・識別・浄化を学ぶプログラムでした。
これも私の心の中では現状を突破するためのプチ家出でした。もちろん夫の了承を得て、職場にも保育園にも研修で1ヶ月休む許可をとって、社会的には了解を得てのことですが。
突然インナーウィッシュを立ち上げることに。そもそも「霊性プログラム」への参加も突然のインスピレーションから どうしても行かねばならぬという切羽詰まった思いで2歳の長女同伴で無理をお願いして参加させていただいたのです。 同様にインナーウィッシュの立ち上げも今でなければならないという切羽詰まった思いだけがありインナーウィッシュとは何なのか、どうなるのか自分でもわからないまま高次のインスピレーションで立ち上げました。 |
夜明け〜ステージが変わる時【心の声】 |
孫悟空のプチ家出〜人生の目的に直面する扉
これは、長年継続していたインナーウィッシュの現状突破の策にも行き詰まった時のプチ家出です。
ある日人生の目的が一番逃げ出したい方向にあることに気づいてしまい、なんとか逃げ出さなければと思った途端、タイヤがパンクして観念した出来事です。
このブログを書き始めた朝は、この悟空的な部分が大騒ぎでした。「逃げ出したい」「何か抜け道はないか」「これは思い込みではないか」とYOD(神の手)から逃げ続けていたのです。
そのまま、病院に行った帰り道。逃げ出したい気持ちのまま車で走っていると、突然タイヤがパンクしたのです!!そんなことありますか?これだからYOD(神の手)は油断ならない。
普段なら大慌てだったはずですが、その時の私は「YOD(神の手)から逃げようと必死だった」ので「そうきたか!」と思い、冷静な思考回路で、タイヤがパンクした車を少し先の大きな駐車場に止め、保険会社にロードサービスを電話で依頼しました。
大変な事態(タイヤのパンク)より個人的にはもっと大変な事態(神の手から逃げること)に直面していると冷静になれるものなのだなと、我ながら自分の冷静さに感心していました。
その後も悟空的な部分は「どうしたら逃げ出せるか」を考え続けていたのですが、1時間以上ロードサービスの到着を待っている間に、だんだんと心が鎮まってきました。
そしてとうとう「観念した」のです。観念するという言葉は「心に仏の姿をつぶさに念ずる」という意味だそうで、まさにそういう感じでした。 |
孫悟空が観念した日-逃げ出せない目的〜YOD(神の手) |
思春期反抗期の娘を置いてプチ家出〜海辺の生活がスタートする扉
思春期で反抗期の娘をお持ちのお母様がたには、共感してもらえると思いますが、本当に逃げ出したい日々が続くのです。そんなある日、「母は旅立ちます」娘にLINEを送って平日単身赴任している夫の元へプチ家出したのでした。
その日から海辺の街と二拠点生活がスタートしました。それは、私の日常生活が変化するきっかけになり、大学生の娘が自分で生活してみるお試し期間が始まるきっかけになり、夫婦の新しい日々のきっかけになりました。
昨年の秋から海辺の街で月に1週間ほど過ごすようになりました。
もともと平日単身赴任していた夫の所へ通うようになったのです。長女は自立後もうすぐ結婚、次女は一人暮らしの練習も必要となり、私も自由に二拠点生活を送れるようになったことが理由です。
たまたま流れで海辺の街との二拠点生活になったと思っていたのですが、どうやら私にとってピッタリのタイミングだったようです。それは以前のブログにも書きましたが、水の性質が強く現れる時期であり、かつ五大要素のうち水のエネルギーを浄化・調和する時期だったから。 |
海は心を洗い満たしてくれる【心の声】 |
夫と大学生の娘を置いてプチ家出〜家族との新しい関係の扉
当時2歳だった長女は無事に結婚生活を始め、思春期反抗期だった次女も食事・洗濯・掃除・ゴミ出しなど練習できるようになり、結婚33年記念も無事に過ごせて順風満帆に思えたある日のことです。
その日はあれですね。土星が逆行を始めた7月13日。些細なことで夫と喧嘩になりそうになり(喧嘩になりそうなのでこれ以上話せないと言われ)プチ家出しました。
午後2時から午後9時まで7時間。自分の心を鎮めるために時間を使ったように思います。川沿いを散歩して、図書館で本を読み、本屋で本を探し、スタバで読書する。いたって健全なプチ家出でした。
でもその時間に、何に腹が立ったのか、自分はどうしたいのか、本当は何を感じていたのか、どう伝えたかったのか、色々と整理できました。
夫からも娘からも何度か電話やLINEがあったのですが、腹が立った状態では出られず、結局21時ごろに落ち着いて返信できるようになり、帰宅しました。
でも夫は台風も心配で、捜索願いを出した方がいいかと心配したようなので、申し訳なかったと思います。これからは帰宅時間を連絡しなければと反省しました。
そのプチ家出で感じたことは、これまでの期間で多くの人との関係を変えてきたのですが、次のステージに進む前に、身近な家族との関係を新しくしたいと思っていたことがわかりました。
そして翌日落ち着いてそのことを説明でき、納得してもらえた上に以前より仲良くなれたので、また新しい扉を開けたと思っています。
プチ家出は役立つけれど連絡は大切
プチ家出は現状を打開したり、状況を突破したり、意識変容の扉を開いたり、自分の本心や伝え方を整理するのに役立ちます。
実家にいた学生の頃は、今は亡き父が「そうか、家出してたのか」と理解のある大らかな態度で迎えてくれたので、それに甘えていました。
でも今は夫や娘に心配をかけていい年齢ではないなと反省し、帰り時間だけは連絡して「心を鎮めるため」と目的を伝えて出かけようと思います。
プチ家出は新しい扉を開いてくれていた

次のステージに進む前に、これまでのプチ家出を振り返ってみると、私にとってプチ家出は「新しい扉を開く」タイミングだったことがわかりました。
おそらく、壁にぶつかって前進できなくなった時に、プチ家出することで「壁が扉に変わった」のだろうと思います。
今後もなかなか前進できない時には、心の中でプチ家出と称して、家族に目的と帰り時間を連絡して、小さな旅に出ることにしようと思いました。
すべての壁は扉である
その鍵はあなたの手に
ラルフ・ワルド・エマーソンの詩
【参照】●壁は扉【今日の言葉】
2025年7月15日
愛と光と感謝を込めて
インナーウィッシュ
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