キッズお花の会(かんふる-J)の取材こぼれ話です。
「かんふる-J」という名前の由来は記事原稿にも書きましたが、三人の娘さんの名前各一文字から「栞普麗(かんふる)」に淳子さんの頭文字「J」を組み合わせたもの。
さらにカンフルとは「物事を蘇生させるのに効果のある措置」で、もともとはクスノキから作られた蘇生薬だそうです。
お話を伺うとこれまでの20年間、ご家族の大病・手術や、人によっては立ち直れないような困難を潜り抜け、それでも自分自身と家族を蘇生させてこられたことが、よくわかりました。
「今年はチェンジの年!」と言い切る淳子さんは、地域の子供達やママ達にも勇気を与える存在だと思います。
お花に関わる仕事がしたかったけれど、どうすればいいのか見当もつかなかった子供時代。その経験が、現在のお仕事につながっているようです。
「お花をやりたいんだけど…」とたまたま打ち明けた友達のお母様が、龍生派の先生だったというのも、偶然というには出来すぎたお話です。淳子さんは「お花の道」にしっかりと引き寄せられていたのだろうなと思います。
約20年龍生派のお稽古を続け、家元教授の資格を得るために龍生派本部の研修も受講し続けたそうです。
お花の道には色々な道があります。一時期はリース園芸店のお手伝いをしながら園芸士(庭師)を目指そうかと考えたこともあったそうですが、力仕事で妊娠後に無理と感じたそう。
現在は、フラワー装飾技能士を目指して、日本フラワーデザイン協会(NFD)の教室に通い、ヨーロピアンスタイルのフラワーアレンジメントを学びながら、ブーケやブートニアや、ブリザードフラワーなど教えられる幅を広げつつあるとのこと。
「私は『お花の仕事に関わる方法』を探していた。だから今後は『お花に関する仕事への道』を、子供たちやママ達たちに教えていきたい。」と、学び続ける淳子さんです。
20年にわたる地道な努力を続け、地域の子供達のために利益度外視の花代・器代とほぼ等しいような価格で、お花の会をボランティアのように続けてきています。
私も参加させていただいたのですが、子供相手ということを忘れさせるきちんとした生け花の説明と、子供達の背筋がしゃんと伸びるような先生ぶりに感心させられました。
終了時間になると、何も言われなくても、掃除を始め、黒板を消し、キビキビと動く子供達を見ると、本気で教えているのだなということがよくわかります。
「キッズお花の会」は、毎月工夫をこらしたテーマで開催されています。
◆2月:バレンタインブーケ
生花を可愛くアレンジしてラッピング
◆3月:桃の節句生け花
桃の花を使った生け花(龍生派入門編より)
◆4月:イースター鳥の巣アレンジ
イースターエッグにちなんで鳥の巣イメージのアレンジ
◆5月:母の日アレンジ
ママへプレゼント出来るような可愛らしいアレンジ
下記のブログでも「キッズお花の会」のお知らせが掲載されています。
ブログ:http://ameblo.jp/camphor-junjun/
インタビュー取材から1ヶ月後、今月の「キッズお花の会」の案内と共に、「お花の主張講師を考えています」とのニュースもいただきました。
淳子さんのお花の道に関する新しく良いご縁が生まれることを願っています。
キッズお花の会(かんふる-J)の小川淳舟先生が、
《埼玉花の祭典》にアレンジの作品を出展し、
銅賞に入選したそうです!
熊谷市[八木橋百貨店]8階カトレアホール
2012年11月18日まで
「まだまだ未熟ではありますが日々勉強を続けて
皆さんに素敵な作品を提供出来るよう
頑張っていきたいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。
CAMPHOR -J 小川 淳舟
龍生派家元教授」
という記事をブログに掲載されていました。
http://ameblo.jp/camphor-junjun/entry-11406028741.html
淳舟先生のお人柄が溢れる、素敵な作品ですね♪
森の中で見つけることができそうです。
これからも素敵な作品を楽しみにしています。
受賞、本当におめでとうございます!
●キッズお花の会
毎月第2土曜日(不定期)
東朝霞公民館
1回2,000円~(花代・器代含む)
要予約:090-6016-1746
ブログ:http://ameblo.jp/camphor-junjun/
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