目的のエネルギーに気づいたら、目的の光を感じる時間を持つよう心がけましょう。
ここで説明しようとしている目的とは、「魂の目的」を意味しています。魂の目的とは魂が転生を繰り返す存在理由です。
目的と言うと、説明できるような文章で思い浮かべたり、ヴィジョンを思い描いたり、実現する手段や職業を思い浮かべるかもしれません。
しかし、魂の目的はエネルギー的な光としても感じられるものです。自己領域の中心に留まる光として、あるいは異なる意識レベルからの光の情報として受け継がれます。
それは転生を繰り返す間に曇って見えなくなりがちで、実現手段などによって覆い隠されがちな光なのです。
バーバラ・アン・ブレナン氏は、コアの次元を「創造の力の源、内面の神聖なる泉」と説明しています。またこれを、体の中心に星のように見える「コアスター」であり、「時間と空間を越えて存在する」「自己の内に個人化された神性」と表現しています。
『時間、空間、物質レベルの転生、魂の概念をも越えた存在であり、生命の源自体のようであるものの、各人の内に個人化された唯一の神、全ての転生が生じる源であると同時に完璧な平和と安らかさの内にあるものなのです。』
【引用】⚫︎意図と光〜ハラレベルとコアスター【自己変容の道4】神聖なコアスター
目的のエネルギーに気づくためには、何もない晴れ渡った空のような心に意識を向ける必要があります。
あらゆる懸念や心配・不安の種などを手放し、手段にとらわれず、過去や未来ではなく、今に在る状態で内側に意識を向ければ、煌めきのような光が感じられるでしょう。
ですから、変容の途中で、あらゆるものを手放したタイミングで時々はっきりと煌めくエネルギーのように感じられる場合が多いのです。何もない無の状態、ヴォイドの状態を通過すると、心の本質の光を感じることがあります。
このような目的のエネルギーに気づき、感じながら生活できるようになれば、より目的に沿った日常生活を創造できるようになります。
けれど、日々の生活や仕事、あらゆる課題や困難の中で、この光を見失いがちなのです。そして目的実現も何か「すべきこと」のような義務に感じられてしまうようになります。また、目的のエネルギーを感じる時間を省略して、実現にばかり焦ってしまえば、心配や不安や問題の種を蒔き続けることになります。そしてその解決に時間を費やすことになります。
ですからできるだけ、純粋な目的のエネルギーを感じる時間を持つようにすると役立つのです。そうすれば、このエネルギーから力が与えられ、この目的の光を現実化する方向に物事が進んでいくようになるからです。
ヴォイドから浮かび上がった目的のエネルギーに気づいたら、目的の光を感じる時間を持つよう心がけましょう。目的のエネルギーが自己の領域に広がるように過ごし、目的のエネルギーから日常生活を創造するよう意識して過ごしてみましょう。
2025年2月6日更新 inner-wish
2025年2月5日公開 inner-wish
2025年2月4日更新NEW!
「魂の記憶が軽くなる」ような浄化期間を経て、ここから先の人生は、「魂の目的」に専念するようなシンプルな生き方になると思います。続きを読む