心の本質である光について

更新日:2019/09/25 公開日:2019/09/25

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心の本質である光について【自己変容の道】
心の本質である光について【自己変容の道】

心の本質である光について


以下の紹介内容は、すべて下記より引用しています。

チベットの生と死の書 単行本(ソフトカバー)

【参考】
『チベットの生と死の書』

ソギャル・リンポチェ著/講談社

 

画像については、書籍の内容を参考に作成したものです。
それ以外の追加情報については、参照元を個別に記載します。


  

<根源の光明>すなわち究極の心の本質について

思考と感情のプロセスについて

日常生活におけるプロセスについて

 


 

◆<根源の光明>すなわち究極の心の本質について

 

一.<根源の光明>すなわち究極の心の本質は、
思考や感情が生まれる以前の状態、
明知(リクパ)の原初の状態である。


二、その無限の空間のなかで、
ひとつの根源的なエネルギーが目を覚ます。
明知(リクパ)のおのずからなる輝きである。
それが感情の基礎となり、
潜在力となり、糧となる。


三、そのエネルギーが感情と思考の形をとると、
それはわたしたちを行為へと駆り立て、
カルマを積み上げる結果を呼び寄せる。

 


◆思考と感情のプロセスについて


一、思考と感情が除々に静まり、やがて沈黙し、
心の本質へと溶け込んでいくゆくとき、
わたしたちは一瞬、心の本質を、
明知(リクパ)そのものを、原初の状態を、
かいま見ることがある。


二、そのときわたしたちは、<心の本質>が、
その静寂と平穏のなかから、
動きと生のエネルギーを、
おのずと輝きを放っていることに気づくだろう。


三、そのエネルギーの高まりに
何らかの執着が入り込むと、
そのエネルギーは必ずや思考へと結晶化する。
こうしてわたしたちは、概念と意識活動の世界に
連れ戻されるのである。

 


◆日常生活におけるプロセスについて

 

喜びや怒りといった感情の動きを
詳しく見るのがいいだろう。


その動きを子細に見ると、
何か感情が起こるまえに、
かならず空白が、間隔があることに気付く。


それは、感情のエネルギーが湧き立つまえの
予兆に満ちた充溢のとき。
純粋な、曇りのない覚醒のときだ。


そのなかに自己を解き放ちさえすれば、
わたしたちは心の本質をかいま見ることができる。


 


以下の紹介内容は、すべて下記より引用しています。

チベットの生と死の書 単行本(ソフトカバー)

【参考】
『チベットの生と死の書』

ソギャル・リンポチェ著/講談社

 

画像については、書籍の内容を参考に作成したものです。
それ以外の追加情報については、参照元を個別に記載します。