五智について【自己変容の道2】
五智について【自己変容の道2】

五智について

五煩悩が現れる直接の原因はその真の本質をとらえられないことにある。逆にその本質を正しく認識できれば、五煩悩は解き放たれ、浄化されて、ほかならぬ五智の現出となってたちのぼる。五智について、『チベットの生と死の書』(ソギャル・リンポチェ著)より引用しています。

 


以下の紹介内容は、すべて下記より引用しています。

【参考】
『チベットの生と死の書』

ソギャル・リンポチェ著/講談社

 

画像は素材を加工しました。小見出しは追加しました。
それ以外の追加情報については、参照元を個別に記載します。

 



エネルギーの認識

 

五仏や五智の清浄なヴィジョンが顕現しようが、五蘊や五煩悩の不浄なヴィジョンが現れようが、その根源的なありようは同じである。

 

こうした違いは認識のあり方に、すべてのヴィジョンが本源の心から悟りのエネルギーとして権限していると認識できるか否かにかかっている。

 

 

「貪り」〜「妙観察智」

 

たとえばわたしたちの通常の心に、貪りの気持ちが現れたとしよう。その真の本質を認識できるなら、それは貪りから解き放たれた<妙観察智>として現れるだろう。

 

「怒り」〜「大円鏡智」

 

怒りや憎しみもまた、その本質が認識される時、執着から解き放たれダイヤモンドのような輝きをもって現れる。これが<大円鏡智>である。

 

「無知」〜「法界性智」

 

無知の本質が認識されると、概念的思考を離れた広大にして本質的な明澄さがたちのぼる。これが<法界性智>である。

 

「慢心」〜「平等性智」

 

慢心もまたその本質が認識された時、不二にしてすべてを平等にとらえる智慧<平等性智>として悟られる。

 

「嫉妬」〜「成所作智」

 

嫉妬もその本質が認識された時、偏見や何事かにとらわれる心が解き放たれて、<成所作智>となって現れる。

 

「五煩悩の本質を認識」できれば「浄化されて五智が現出」

 

五煩悩が現れる直接の原因はその真の本質をとらえられないことにある。逆にその本質を正しく認識できれば、五煩悩は解き放たれ、浄化されて、ほかならぬ五智の現出となってたちのぼる。

 

 


以上の紹介内容は、すべて下記より引用しています。

【参考】
『チベットの生と死の書』

ソギャル・リンポチェ著/講談社

 

画像は素材を加工しました。小見出しは追加しました。
それ以外の追加情報については、参照元を個別に記載します。

 



【引用】「五智」浄土宗大辞典

 

◆大日如来の五智

・法界体性智(法界の本性を明らかにする智慧)

・大円鏡智(大円鏡のようにあらゆるものを顕現する智慧)

・平等性智(すべての事象と自他の平等を観ずる智慧)

・妙観察智(すべての事象の差別相を正しく観ずる智慧)

・成所作智(自他のために為すべきことを成就する智慧)

 

密教ではこの五智を五大(地・水・火・風・空)と金剛界の五智如来(大日・阿閦あしゅく・宝生・阿弥陀・不空成就)に配する。

 

この密教の五智思想は唯識思想の四智・五法思想を密教的に発展させたものとされ、日本の空海にも多大な影響を与えた。

 


意識の5層 五智 五仏
前五識(ぜんごしき) 成所作智(じょうしょさち) 不空成就如来
意識(いしき) 妙観察智(みょうかんざっち) 阿弥陀如来
末那識(まなしき) 平等性智(びょうどうしょうち) 宝生如来
阿頼耶識(あらやしき) 大円鏡智(だいえんきょうち) 阿閦如来
阿摩羅識(あまらしき) 法界体性智(ほっかいたいしょうち) 大日如来

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