賢明なる導き【自己変容の道2】
賢明なる導き【自己変容の道2】

賢明なる導き

あなたの内なる声が、生まれながらに備わっている認識力が、仏教において<妙観察智>(みょうかんざっち)と呼ばれるものが目を覚まし、強められる。賢明なる導き(賢い案内者)について、『チベットの生と死の書』(ソギャル・リンポチェ著)より引用しています。

 


以下の紹介内容は、すべて下記より引用しています。

【参考】
『チベットの生と死の書』

ソギャル・リンポチェ著/講談社

 

画像は素材を加工しました。小見出しは追加しました。
それ以外の追加情報については、参照元を個別に記載します。

 



内なる<妙観察智>

 

生まれてこのかた、あなたの中には二人の人間が住んでいる。一人は自我(エゴ)である。お喋りで、欲深で、ヒステリックで、計算高い自我。もう一人は隠れた精神的存在である。あなたはごく稀にしかその物静かな智慧の声に気づかない。だが、教えにもっと耳を傾け、深く思いをめぐらせ、教えを生活のなかに取り込むようになると、あなたの内なる声が、生まれながらに備わっている認識力が、仏教において<妙観察智>(みょうかんざっち)と呼ばれるものが目を覚まし、強められるのである。そしてあなたはその導きを、騒々しい心ひかれる自我の声と区別するようになり、あなたの真の本質の記憶がその壮麗な輝きと自信とともに甦ってくるのである。

賢い案内者はあなた

 

つまり、あなたは賢い案内者を自分のなかに埋もれさせていたことに気づくのだ。その案内者はあなたを隅から隅まで知りつくしている。なぜなら、それはあなたなのだから。それゆえ、その案内者は役に立つ。ますます高まってくる明晰さと明朗さをもって、それはあなたの思考と感情の問題を処理してゆく。その案内者は、つねにあなたとともにいる。喜びに満ちた、思いやりの深い、そしてときにあなたにとってうるさい存在ともなるだろう。それはつねに何があなたにとって最良であるかを知っていて、あなたが強迫観念から抜け出すすべを、習慣的な反応と混乱した感情から抜け出すすべを見出すべく、あなたを助ける。あなたの<妙観察智>の声がより強くはっきりしてくると、あなたはその真実を自我のさまざまなごまかしから区別するようになり、認識力と確信をもってその声に耳を傾けることができるようになるのである。

 

賢明なる導きは煩悩を解放する

 

この賢明なる導きに耳を傾けるようになるにつれて、あなたはみずからの否定的、消極的な気分を自分で変えることができるようになる。その気分の正体を見抜き、それを馬鹿げた茶番と、滑稽な幻想と笑い飛ばすことができるようになるのである。それまでの生を支配していた暗い感情から、より速やかに自己を解き放つことができるようになるのである。その能力こそがもっとも大いなる奇跡なのだ。チベットの神秘家テルトン・ソギャルは、床を天井に変えたり、火を水に変えたりできるものに心動かされたことはない、と言う。たったひとつの煩悩を解放することができれば、それこそ奇跡なのだ、と彼は言うのだ。

 

賢明なる導き<妙観察智>の声にしたがう

 

生涯にわたって自我(エゴ)が語り続けてきた無神経で散漫な無駄話に代わって、あなたはますます自分の心に耳をすましている自分に気がつくだろう。岐路にさしかかるたびにあなたを励まし、諭し、先導し、方向づける、的確な教えの指示に心のなかで耳をすましている自分に気がつくだろう。耳をすませばすますほど、より多くの導きを得ることができる。みずからの賢明なる導きの声にしたがえば、みずからの<妙観察智>の声に従い、自我を沈黙させれば、あなたは智慧と喜びと至福の顕現を、すなわち真のあなたを、体験するのである。

 

新しい生が始まる

 

新しい生が、自我の仮面をかぶっていたときとはまったく違った新しい生が、あなたのなかで始まる。やがて死が訪れるとき、死の状態のなかで、バルトの状態のなかで、普通ならば圧倒的な現実感を持っています感情や思考をコントロールするすべを、あなたはすでにその生涯をかけて学んできているのである。

 

我執が苦しみの原因と知る

 

自己についての記憶喪失から回復しはじめると、あなたはついに我執が、自己にしがみついていたことが、すべての苦しみの原因だったことを知る。それが自分だけではなく、他の人々をもひどく苦しめていたことを知る。そして、自分を慈しむのではなく、他の人々を慈しむことこそが、真に気高く、真に賢明なことだと知るのである。これがあなたの心を癒す。あなたの精神を癒す。あなたの霊を癒すのである。

 

無我を知ることとは

 

<無我>というが、そもそも<自我>というものが存在しないのだ。仏教は自我の存在を認めていない。これは常に覚えておくべき重要なことだ。むしろ逆に、無我とは、そもそも初めから自我などというものが存在していないことを意味しているのである。それに気づくことが無我を知ることなのである。

 


以上の紹介内容は、すべて下記より引用しています。

【参考】
『チベットの生と死の書』

ソギャル・リンポチェ著/講談社

 

画像は素材を加工しました。小見出しは追加しました。
それ以外の追加情報については、参照元を個別に記載します。

 



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