マスタリー曲線とプラトー【自己変容の道3】
マスタリー曲線とプラトー【自己変容の道3】

マスタリー曲線とプラトー

 

あらゆる分野におけるマスタリー(達人の境地)へと向かう成長曲線「マスタリー型の学習曲線」と、成果が見えない長い努力の時期である「プラトー」について、『達人のサイエンス〜真の自己成長のために』ジョージ・レナード (著)より紹介しています。

 


以下の紹介内容は、すべて下記より抜粋・引用しています。

【参考】

達人のサイエンス: 真の自己成長のために (日本語) 単行本

ジョージ レナード (著), George Leonard (原著), 中田 康憲 (翻訳)

出版社:日本教文社 (1994/2/25)

 

トップ画像は本書の図を参考に作成しました。

文中の図は本書に掲載されている図の写真を掲載しています。

小見出しは掲載されている見出しを使用しました。

文章はすべて本文の一部を抜粋・引用しています。



マスタリー型の学習曲線

 

マスタリーの旅は予想外の苦労や報酬をともなうだろうが、「最終的な目的地」に到達することはあり得ない(最終的に完全にマスターできるような技能は、たいした技能とはいえない)。そしてたぶん、行なっている技能の学習程度に応じて自己学習も進むだろう。

 

学んだ内容とその過程にはいつも驚かされるだろうが、このマスタリーへと向かう成長曲線は、常に図1のような特徴的なリズムを持っているのだ。

 

図1-マスタリーの学習曲線

 

実際は、これ以外の道などありえない。初めての技能を学習する場合はいつでも、短期間の上達のスパートがあり、その直後はだいたい直前のプラトーより少し高めのプラトーに向かってゆっくりと下降する。上の曲線は、分かりやすくするために理想的に表現したものだ。

 

実際の学習経験では、進歩はもっと不規則で、上達のスパートの仕方もいろいろあるし、それぞれのプラトーにも固有の上がり下がりがある。しかし全体的な進み方はこのようになる。

 

マスタリーの旅をするには、自己の技能を磨き上げ、次の段階の能力を得ようと勤勉に練習しなければならない。そしてかなりの時間をプラトーで過ごし、その間はたとえ先が見えなくても、練習を続けなくてはならない。これはマスタリーの旅の厳粛な事実なのだ。

 


スパートの起こるメカニズム

 

学習曲線にスパートがあるのはなぜだろうか?学習曲線がマスタリーへ向かって一直線に上昇し続けるというプロセスをたどらないのはなぜなのだろう?

 

われわれは特定の動作を自分の筋肉に記憶させるか、特定の動作が「自動運転」になるまで、何度となく不慣れな動きを練習しなければならない。

 

「認識システム」と「努力システム」は、習慣システムを矯正するのに必要な期間、その一部となって習慣システムに新しい習慣を伝える。つまり認識システムと努力システムは習慣システムに情報を伝えて、習慣システムをプログラムし直すのだ。この再プログラムが終了すると、両システムは隠れてしまう。

 

学習はふつう、段階をふんで起こるものだ。習慣システムが新しくプログラムされるたびに一段階が終わり、認識システムと努力システムは隠れてしまう。このようにして、行為の一つひとつをあえて頭で考えなくても目的が遂行できるようになる。この時点で、明らかな学習のスパートが起こる。だが実際には学習は最初から一貫して進展していたのである。

 

マスタリーに到達するための最善の策とは何だろうか?ひとことで言えば、勤勉に練習すること、そして最初のうちはできるだけ練習のための練習をするということだ。そしてプラトーにいる時もそれをそれを不満に思うことなく、スパートが起きた時と同様に、プラトーにいることに感謝して、その状態をエンジョイするするのを学ぶことだ。


以上の紹介内容は、すべて下記より抜粋・引用しています。

【参考】

達人のサイエンス: 真の自己成長のために (日本語) 単行本

ジョージ レナード (著), George Leonard (原著), 中田 康憲 (翻訳)

出版社:日本教文社 (1994/2/25)

 

トップ画像は本書の図を参考に作成しました。

文中の図は本書に掲載されている図の写真を掲載しています。

小見出しは掲載されている見出しを使用しました。

文章はすべて本文の一部を抜粋・引用しています。



inner-wishより補足

 

本書『達人のサイエンス』は1994年に出版されました。この本で紹介されている「マスタリー型の学習曲線」「マスタリー曲線」には、これまでの人生で何度も助けられ、励まされてきました。

 

自己変容の道においても、仕事やスポーツ、子どもの教育など様々な分野において、成長プロセスはマスタリー曲線のように、プラトーと呼ばれる停滞時期を何度も経験します。

 

「わかった!」「できた!」という喜びのタイミングの後で、それが日常的に自動運転のようにできるようになるまでには、繰り返し努力する時間が必要になります。

 

成長プロセスには、そのような停滞時期が繰り返し訪れることを理解していると、継続して努力することに不安がなくなり、成長プロセス全体に信頼感を保つことができます。

 

インナーウィッシュでは、プラトーのような停滞時期を、これまでは「待つプロセス」と表現していましたが、その間も継続的に努力が必要であることから、より正確に説明するため、本書を紹介させていただきました。

 

2021年2月22日 inner-wish

 


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