「静観する。反応しない」というスキルは役立ちます。「静観する。反応しない」という姿勢は、後から身につけられるスキルです。
「静観する。反応しない」というスキルを身につけるためには、そのメリットをよく理解し、意識して生活することが必要なだけでなく、毎日の生活の中でトレーニングする必要があります。
2016年1月21日公開 inner-wish
2022年12月11日更新 inner-wish
「静観する。反応しない」ことのメリットは下記です。
①ニュース、出来事、変化などに振り回されない。
②安定した穏やかな精神状態を保つことができる。
③意識的・計画的に「思い・言葉・行ないの種」を蒔くことができる。
④自分のつとめ(目的、仕事、大切なこと)に集中できる。
⑤温かい心で、よく観察して、反応を選ぶことができる。
2016年1月21日公開 inner-wish
2022年12月11日更新 inner-wish
「巻き込まれる、反応し過ぎる」ことのデメリットは下記です。
①ニュース、出来事、変化などに振り回される。
②不安定な精神状態になり、エネルギーを消耗する。
③無意識に「思い・言葉・行ないの種」を蒔き続ける。
④自分のつとめ(目的、仕事、大切なこと)の道から外れてしまい集中できない。
2016年1月21日公開 inner-wish
2022年12月11日更新 inner-wish
「静観する。反応しない」姿勢とは、外側から状況を眺めるイメージです。
例えば、暴風雨の渦中で台風の渦に巻き込まれる状態から、台風の情報や動きを外側から静かに眺めている状態に、意識が移動するイメージです。
さらに「温かい心で、よく観察して、反応を選ぶ」という、穏やかな愛・調和・平和に満ちたイメージです。
2016年1月21日公開 inner-wish
2022年12月11日更新 inner-wish
「静観する。反応しない」というスキルのトレーニング方法は下記です。
①反応・思考・感情に気付く。
②「まず落ち着く」次に「できること・できないこと」を考える。
③「ニュートラルな心」に戻る。
④「自分のつとめに専念する」状態をイメージする。
⑤温かい心で、よく観察して、反応を選ぶ。
何かに強く反応するたびに、このステップを繰り返し意識しましょう。
特に反応しやすい人、反応が速い人は、「静観する。反応しない」ことの大切さをよく理解して、反射的に反応するのではなく、本当に必要な時に必要な行動がとれるよう、「静観する。反応しない」ことを心がけ、状況を見守ると役立ちます。
2016年1月21日公開 inner-wish
2022年12月11日更新 inner-wish
昨今「誹謗中傷」に対する対応・対策の必要性が増しています。誹謗中傷とセットになって大きな動きを作り出してしまうのが「煽る」人々です。
自らが「煽る」役割を果たさないだけでなく、「煽り」の流れであること早めに気づき、「静観する。反応しない」態度を心がけることで、誹謗中傷の拡大・拡散も予防できるのではないかと思います。
2020年8月6日 inner-wish
ニュース・情報・出来事・変化などに「巻き込まれる。反応し過ぎる」と、無意識に「思い・言葉・行ないの種」を散らすことになります。
強く反応している時は、「何を感じているのか」に気づき、「まず落ち着き」次に「できることと、できないこと」を切り分けて考えましょう。
自分にできることや自分の役割に気づいたら、結果をよく考慮して計画的に実行します。「特にない」場合や「何もしない方が良い」と判断した場合は、「ありのまま〜落ち着く」ことで「ニュートラルな心」に戻り、「自分のつとめに専念する」よう心がけましょう。
2022年11月10日 inner-wish
温かい心で「静観する。反応しない」ことが大切です。それは「冷たい態度」を意味するのではありません。ただ静かに、温かい心で「静観する。反応しない」よう心がけるのです。
もし冷たい心で「静観する。反応しない」ことを続けていると、ハートが閉じて心身の流れが悪くなります。「反応しない」というのは「動きを止める」のではなく、「刺激を受け流す」イメージです。物事の流れや心身の流れを止めるのではありません。
それは、心の自然な流れを止めるのではなく、「温かい心で、よく観察して、反応を選ぶ」ということです。どのような刺激や情報に対して、どのように反応するかを選べる状態に在るということです。
これは意識してすぐにできるようなことではなく、毎日の生活の中で心がけていくうちに、少しずつ育てていくスキルだと思います。日常生活の中で、刺激と反応の間にある余白に気づき、選びながら、温かい心で生きるということです。
2022年12月11日 inner-wish
観念を強化せず、無視して、ただ〈在る〉。だが無視は、冷酷非礼な無視ではないよ。日常の生活の中にこそ、自分自身にどのような観念があるのか、自分はいったい何を真実だと思い続けているのかを、明確に知ることのできるチャンスがあるのである。瞑想と日常は、共に必要であり、両者は一つとならねばならない。。続きを読む
ニュートラルな心の状態をデフォルト(標準の状態)に保つ習慣がついていると、心が静まっているため、わずかな変化に気付きやすくなります。心が大きく揺れ動くことが減り、一定の安定した心の状態を保てるようになります。続きを読む
穏やかな状態(愛・調和・平和に満ちた状態)をニュートラルな心の状態とすることが役立ちます。心の揺れに気づくと、周囲の状況に関係なく、穏やかなニュートラル状態に戻るよう決めておくのです。続きを読む
酷いニュースが多い中、誰かをターゲットにして攻撃する流れが拡大しがちです。ストレス、不快感・不満・非難・怒り・憤り・不安・恐れなどの吐け口を誰かに押し付けるのではなく、たとえ苦しくても、私たち一人一人が自分の中に気づき、癒し、浄化する必要があります。続きを読む