今後のヴィジョン
コラージュと文章の違い
今後のヴィジョンをコラージュで描いてみました。インナーウィッシュのページから「今後特に大切にしていきたい」分野を選び、ページ画像を組み合わせて作成しました。
文章では何度も書いているのですが、「大切にしたいこと」を集めて描いてみると、やはり違ったものになるのが不思議です。「文章で言いたかったことは、こういうことなのか」とか、「心の奥底ではこういう方向性を望んでいたのか」と自分自身が驚くことになります。
文章で書いていることは、どちらかと言えば意識に上っていることですが、コラージュでヴィジョンを描くと、無意識に深く望んでいることが浮かび上がってきます。
無意識から浮上する分野
私が今回作成したヴィジョンについて、意識的か無意識かで異なる点がありました。
「愛・調和・平和」「人生の目的」「魂の目的を生きる」「高次意識とつながる習慣」「内なる平和を育てる」「12周年のヴィジョン確認」の分野については、現在でも日常的に意識して生きていますので、当然エントリーされる分野です。
でも、「それは在る」「慈悲の心の育て方」「慈悲の瞑想」「結婚の意味」「並行現実を調和する」「宇宙と調和する役割」というような分野が、数多くある分野の中から今後重要な分野としてエントリーされるのは、自分でも予想外でした。これまでも役立つ分野とは思ってきましたが、今後の人生において、より深くより広く育てていくのだ、という印象を受けました。
このように文章では浮上してこない、「重視したい方向性」が無意識から浮かび上がってくるのが、コラージュによるヴィジョンの興味深いところです。そして、文章だけで書いた時よりも、深い部分で納得できるものになります。
扉のイメージに変化
これまで短いプロセスごとに「扉を開く」イメージはあったのですが、未来のヴィジョンに扉は描いていませんでした。ただ今回はどうしても開いた扉が必要な気がしたのです。
これまで「扉」というのは、どちらかと言えば「開くと入ってくる」イメージだったのですが、今回は「扉を開いて出ていく」あるいは「扉を開いて出た場所で現実化する」というイメージです。
これまで長い間かかって、心の中から外側に向かって探求してきたことを、今後は、扉を開いて外側に現実化していく時なのだろうと思いました。
ヴィジョンの方向性に向かって育てる
生活や仕事の具体的なヴィジョンというよりも、人生の方向性に関連するヴィジョンを作成しました。長期スパンの始まりにおいては、このような基本理念のような部分からスタートすることにしています。このような基本理念をベースに、各分野のヴィジョンや計画を検討するようにしています。
定期的にヴィジョンを描きながら生きていますので、今後のヴィジョンも、数年後には新しく描くことになるとは思います。でも、しばらくはこの方向性でヴィジョンを現実化していくことになるだろうと思います。
私個人の基本理念に近いヴィジョンですが、インナーウィッシュの方向性にも関連すると思います。というより、こちらの方向性に向かって、育てていきたいと願っています。
2022年11月11日公開 inner-wish
関連ページ
高次意識とつながる習慣
習慣・計画・ヴィジョンを見直す場合にも、高次意識とつながる習慣を検討することが役立ちます。これまで行っていたことを異なる意識レベルで行うためには、今までの意識と高次の意識を調和する必要があるのです。続きを読む
それは在る
瞑想と日常は、共に必要であり、両者は一つとならねばならない。それは、常に〈在る〉でいるということだ。『“それ”は在る』ヘルメス・J・ジャンブ著より引用。続きを読む
慈悲の瞑想
「慈悲の瞑想」は「慈しみ」の心を育てるもっとも効果的な方法です。日常生活の中で少しの時間でもあれば、この言葉を絶えず持続して自分の心に言い聞かせてください。そうすれば必ず短い間に自分の心が変わっていくことに気づきます。続きを読む
結婚やパートナー関係の道
自分を愛するようにパートナーや家族を愛し、その愛を次第に広げていく長期プロセスが結婚の意味です。これは多種多様なパートナー関係にも当てはまります。自分とは異なる誰かと関係を育てることは、愛を育て広げる道となります。続きを読む
宇宙と調和する役割
願いや目的を宇宙の法則と調和させて実現することは、宇宙と調和する役割を果たすことにつながります。それは宇宙と調和した生き方であると言えます。続きを読む
魂の目的を生きる
生きる目的とは、私たちが自覚していなくても、私たちをそれぞれの道に運ぶものですが、もし目的を思い出して意識しながら進んで行くと、色々な経験の意味がわかり、喜びと感動の道に変っていく類いのものだと思います。続きを読む